愚行録

25件の記録
  • 慟哭を読んだ後GPTに勧められたので借りてきた インタビューに答えてる形式の話で、本当にインタビュー聞いているつもりで読めて読みやすかった 間に誰かの妹らしき人が自分の生い立ちを兄に語る描写があり、これがどう本筋に関わってくるんだ?と思いながらも気分転換にもなってダレずに最後まで読むことが出来た だから話の作り方、流れとしてはかなり好き ストーリーとしては登場人物がほぼ全員「……」となる話だった 各人、死人の大っぴらな悪口は避けながらも要所要所で自分の不満を滲ませる感じがすごくリアルだったわ 自分的には稲村さんが特に理解できないタイプだったかな なんでそこまで田向の本性わかってて入れ込めるのかわからない 逆に尾形は「この人幸せそうだなぁ」となった 女性2人に取り合いされた俺!しかもそのうちの1人はあの夏原さん!(ほくほく顔)って感じが文章を通してありありと伝わってきた 兄妹に関しては嫌悪感より同情の方が勝ってしまって嫌な気持ちで終わった 愚行録は誰の愚行録なんだろうと考えた時、分かりやすいのは光子なんだろけど、兄妹の両親にも、母親がアレな時点で金持ちの祖父母の子育てにも当て嵌まるんだよなと思ったり 田向夫妻はああいうことをあらゆる所でやってたから多分他にもプツンとなる人はいたと思う 今回は夏原側の関係者だっただけで田向側の関係者にも犯人になり得る人沢山いただろうなって感じ 愚行録、加害者以上に被害者側にこそしっくりきてしまう話だった そして何より慶応大学の印象最悪になった(創作だとは思いつつも) 映画もあるみたいだから見てみたい
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年7月26日
    一家惨殺事件についての話、と見知っていたが、冒頭に掲げられた記事は「3歳女児衰弱死」。どういうことなんだろう……と読み進めて、そうか、これは彼女の物語でもあるからか、とストンと腑に落ちる。 序盤からずーーーーっとジワジワと人間の厭さを聞かされている感覚があるし、合間に挟まれる兄妹の会話は生育環境に気が滅入るばかりだし。田向(妻)への様々な側面とその評価になるほどねぇとしたり顔で頷いていたら、「な、なんだコイツ〜!?」という田向(夫)のエピソードが繰り出され、「み、宮村……!?」と衝撃を受け、兄妹の会話と事件とが繋がって話が収束する。 冒頭では理不尽に惨殺された被害者への素朴な同情と加害者への怒りを抱いてしまうが、ひとつひとつのインタビューでモヤモヤが、兄妹の会話で哀しみが蓄積していって、最後の最後には加害者への同情が上回ってしまうほど、感情を揺さぶられた。 愚行録、という表現は加害者のみに向けられたものではなく、被害者にも、インタビュー対象者にも、我々読み手にも向けられていそうで。 「誰を一番愚かだと思うか?」「誰に嫌悪感を抱くか?」が、人によって分かれそうなのも興味深いなと思った。被害者のこと(悪口とも解釈できる内容)をペラペラ喋るインタビュー対象者たちを嫌悪する人もいそうだし、兄妹を愚かだと蔑む人もいそうだし、それぞれの価値観が浮き上がってきそうだ。 自分が一番嫌悪感あったのは田向(夫)の大学エピソードでした。一番愚かだなぁと哀れんだのは尾形かな……尾形目線では素敵な思い出なのでヨカッタネーと思いつつ、利用されたとは1ミリも想像できないんだなぁと。 > 私は子供がいませんけど、もし生まれたら絶対に慶応に入れたいと思います。できれば大学からじゃなく、幼稚舎から入れてあげたいですね。そう、内部生として育って欲しいですよ、自分の子供には。(p150) あの大学時代の話をした締めに、宮村からこの言葉が出てくるのめちゃくちゃ怖かった。 > はい、コネがなかったことは田向さん本人から聞きました。私、田向さんのことならなんでも知ってるんですよ。だって、私以上に田向さんを理解している人なんて、他にいないですから。奥さんだって、きっと私ほどは田向さんのことを知らなかったと思います。これは自惚れじゃなく、本当のことです。(p210) 稲村のコレもめちゃくちゃ怖かった。ここのエピソードは、稲村も田向(夫)も理解不能で怖かった。 > でもあたしは諦めなかった。絶対に在校中にいい男を捉まえてやると決心してた。次が駄目なその次、それでも駄目ならまた次って、いい男を探すために本当に努力したんだ。あたし、ひとつのことに打ち込むのが性に合ってるみたい。だから勉強もできたのよね。慶応に入るために勉強したのと同じように、男を捉まえるためにがんばった。(p251) ここがすごく虚しくて。光子には劣悪な環境から抜け出すための資金も、学力も、努力する才能もあったのに、自立して生きる道を思い描くことはできなくて、客観的には芸能人ばりの美人なのに「ブス」としか自己認識できなくて。実父からの性的虐待を受け、大学の男たちからもいいように性的に搾取されて、たった一人の「理想の人」に縋るしかなくなってしまった。光子の奪われたものの大きさを考えると、自分は、光子を愚かだとは一方的に断罪できない。ただただかなしい。
  • がんぼ
    @ganbo
    2026年7月20日
  • まる
    まる
    @maru_maru
    2026年7月20日
  • はるかの
    @harukano
    2026年7月14日
    幸せそうな一家4人が殺された事件について関係者に取材して真実に迫っていく話、と書くと普通のミステリやサスペンスだけども実際は取材された人が延々と語る方式。 死んだ夫婦の過去を知る人達が最近だったり学生時代の状況や心境を会話形式ではなく独白形式で話続けるのでなんつーか読むの疲れたw その途中途中でお兄ちゃん大好き妹の悲惨な過去の独白も混ざってこれは一体どう着地するんだろか?と思ったら。 なるほどねー。 ミステリなのかはわからんけども、事件の謎は解けたし、妹の話も流石に最後にはちゃんと絡んできたしで面白かった。
  • ポリ子
    ポリ子
    @poriko
    2026年6月26日
    おもしろい。プリズム次読む。
  • Luce
    Luce
    @pichi-peach
    2026年5月26日
  • minori
    @minori25420
    2026年5月1日
  • 「悪女について」の関連書籍で出てきたので読んでみた。本人不在のまま、多角的な視点でその人について語られていくような小説はドキュメンタリー感があって好き。人間は多面性があるからおもしろい。しかし、どこに憎しみの種を落としているかわからんね…本人もわからなかったと思う。作者が早稲田出身なのがまた、いい味を出している。
  • 秋津
    秋津
    @agiagishi
    2025年12月9日
  • jyori2
    @sun104068
    2025年8月21日
  • くまお
    @kumao
    2025年7月9日
  • あんこちゃん
    あんこちゃん
    @anko
    2025年5月21日
  • 昼休憩に読み進める。
  • 映画『愚行録』原作 2017/2/18劇場公開 監督:石川慶 (「ある男」「蜜蜂と遠雷」) 脚本:向井康介 (「ある男」「もらとりあむタマ子」) 出演: 妻夫木聡・満島ひかり・小出恵介・臼田あさ美・中村倫也・市川由衣・松本若菜・眞島秀和・濱田マリ・平田満
  • ma
    ma
    @maaarbleee
    2025年3月6日
  • まお
    まお
    @mao_ssss
    2024年6月20日
    面白かった!!!!ある事件の被害者家族について、周りの人々へのインタビューが掲載されている。その間に挟まる、ある女性の語り。インタビューする側の描写は一切ない。被害者自身の言葉も一切ない。死人に口なしである。そしてあまりにも呆気ないラスト。すきでした。満足
  • 潮野
    @shiono24
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved