あおたむ "spring" 2026年8月22日

あおたむ
あおたむ
@aooimmo
2026年8月22日
spring
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恩田陸
【感想 ネタバレあり 自分用】 「蜜蜂と遠雷」に続き、芸術の美しさを存分に体験できた。 ピアノは少し習っていたけど、バレエは全く触れたこともなくて、用語が沢山出てきたけど調べながらなんとか読み切った。 とにかく終始魅力的な表現が多くて、「その語彙力・表現力はどこから湧いて出てくるのだろう」と思った。 春も魅力的だったけど、個人的には深津純についてももっと知りたいな。 彼はかなり計算的というか、理性的なキャラだと思うので、もっと色んな顔をを見てみたかった。 純、稔さん、七瀬が語る春は本当に異質で、まさに天才としか言いようがない存在だったと思うんだけど、4章で春の視点から見て色々と見方が変わった。 正直、私は春の視点を知らない方が良かったなと思った。 「蜜蜂と遠雷」が大好きなのは、風間塵の心情描写が全く出てこなくて、最後まで彼について何も知れなかったからだと思った。 知りたくてしょうがないんだけど、やっぱり天才はそのまま何も分からない天才のままでいて欲しかったなというのが正直なところ。 更に恋愛模様を描かれていたから、かなりプライベートなところを覗いてしまった気分。でもユーリエに話していた「春とフランツは代替品」という話はものすごく納得した。 春は例え話が上手い。本質を考え続けているからこそ、春の話は面白かったし、例え話も面白かった。
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