
じ
@ypw
2026年8月22日
菜食主義者
きむふな,
ハン・ガン
読み終わった
みんな、どうすればよかったのか?
抑えていたものが夢としてあらわれて止められなくなって自分を覆っていく。獣の世界で、静かに植物になろうとする。
他人に言うことを憚られるような、人間の欲望や業、心の奥底にずっと溜められて来た膿が、こんなにも淡々としたことばとリズムで表現されている。菜食主義者って、たしかにやっていることはシンプルなのだけど、同時にかなり狂気的である。
菜食主義的な文章。でも、めちゃくちゃ狂気。
用事を終えてひとり、暗くした部屋でじっくりと読み進めていきたい本。人間ひとりのことは、やはりその人単体で語ることはできない。
