蟹座の読書 "世界のほうがおもしろすぎた" 2026年8月27日

世界のほうがおもしろすぎた
松岡正剛さんのいう「編集」という概念がずっと気になっていた。この本の中でも「アナロジー」が大事と何度も言及されているけど、「料理」というアナロジーは、編集が何かを一番分かりやすく説明してくれた。複数の食材をどう組み合わせるか、同じ料理でも和食風にするのか、イタリアンにするのか。じゃがいもを使わずに肉じゃが風のものを作るとか、カレー作りたかったのにルーがなくて肉じゃがになったとか。そんな感じで、何かと何かが組み合わさって別の何かになる、みたいなことなのかな?と、とりあえず解釈。これもこの本の私なりの編集ということなんだと思う。 「世界のほうがおもしろすぎた」という最高なタイトルは、インタビュアーである山崎聡さんの言葉。松岡正剛さんの自伝のような本だけど、同時にインタビュアーの凄みも感じた。古今東西、森羅万象に話が及ぶだけでなく、著作も数多く、しかも結局どういう人なのか正体不明の人物に質問を投げ掛けるとは、凄いお仕事だな〜と大尊敬。もはや天下一武道会。 面白そうな話題が随所に出てきたので色々知りたいんだけど、まあ気長にいこうと思う。 以下メモ ・稲垣足穂 ・アンブレラ(アメリカの傘の会社のPR誌) ・菩薩(あえて如来にならない) ・悪人正機 ・編集的自己(できない自己からできる他者に視点をずらして、その他者へのリスペクトをもてば、できない自己のほうにも編集的になれる) ・メディアを「転移」させる。 ・何かと何かが合わさることで、見方が変わる。何かが分かるということは、見方が変わるということ。
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