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蟹座の読書
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@reads_kaniza
2度目の暑熱順化
  • 2026年8月23日
  • 2026年8月23日
    イリノイ遠景近景
    また好きな作家さんを見つけてしまった〜🥳 アメリカイリノイ州で暮らす著者が、出会い、話し、盗み聞きし、観察した日々。「盗み聞き」というのが良い!なんか良い!平井堅はバーで盗み聞きしたカップルの会話を歌にしたらしい。ギリギリ人の道を外れない程度の好奇心の発露。 どのエピソードも印象深いけど、最後のナヴァホ族の保留地で働く中国人女性の章で、突如として「住処」というテーマに収束していくのに不意を突かれた。具体的な場所としての住処だけでなく、そこでやりたい事がある、人とのつながりがある、思い出に残っている、そういう場所もその人にとっての「住処」。言い換えると「居場所」ということなのかな、と思う。本の中に居場所を見つけることもそう。 こういうのを"きっぷがいい"というのか、藤本和子さんの文体がすごく好き。冷静に観察しつつ同時に面白がってもいるような、突き放しつつ、でも決して目をそらさない感じ。 藤本さんの他のエッセイも読みたいし、翻訳された小説も読みたいし、最高の出会いに感謝〜✌の1冊だった。
  • 2026年8月22日
  • 2026年8月20日
    ☆新版☆ モーゼスおばあさんの絵の世界
    ☆新版☆ モーゼスおばあさんの絵の世界
    70歳を過ぎてから本格的に絵を描き始めたというアメリカの国民的画家、グランマ・モーゼスの自伝。絵はとても素朴で、古き良きアメリカの農村風景がよく分かる。一面の雪景色でも色合いはカラフルで明るいのが印象的。 "泳がなければ沈むほかない"働きづめの農場暮らし。今と違って生きのびること自体が大変な分、物事はよりシンプルだったように感じられる。1860年に生まれ、101歳で亡くなったモーゼスおばあさんはどんどん変わっていく時代をどう思ってたんだろうか? 「わたしの生涯というのは、一生懸命に働いた一日のようでした」という言葉が素敵。そんな実感がある人生、ちょっと憧れる。 妻を一人残して死ぬのが不安だという夫トーマスさんにモーゼスおばあさんが言った言葉、「あなたと知り合う前何年も、わたしはひとりでちゃんとやってこれたでしょう」。それでも出会う前に戻るだけ、なんて単純なことではないんだというトーマスさんの気持ちに、他人だった二人が一緒に生きていくことの不思議を感じる。 「遅咲きの画家」だけではないモーゼスおばあさんの人生を知ることができる、日本では数少ない本。翻訳した加藤恭子さんの著書も全部読みたいとひそかに思ってる。
  • 2026年8月17日
  • 2026年8月17日
    おかわりは急に嫌 私と『富士日記』
  • 2026年8月17日
    買わない生活
    買わない生活
  • 2026年8月17日
    自分のなかに歴史をよむ
  • 2026年8月15日
    オレがマリオ
    短歌って流行ってるよな〜と初めて歌集を読んだ。感情を直接的に表現しないのと、決まったリズムがあるからか、読んでるうちに心が落ち着いていくのを感じた。チル。 以下、特にお気に入り5選。 "夕暮れの水族館をめぐりゆく家族ごっこをエイが見ている" "「ケンカしちゃダメ」と言いつつおさな子は蝶の交尾をほぐしておりぬ" "どんぐりを集めている子並べる子中を見たい子投げてみたい子" "「きらい」とか「すきくない」とか「にがて」とかピーマンが子の語彙を増やせり" "連休に来る遊園地 子を持てば典型を生きることの増えゆく"
  • 2026年8月14日
    今日は昨日のつづき どこからか言葉が
    詩集ってサラッと読み終わっちゃって、いつもあっけない。それぞれの詩に好きなフレーズがあって、でもそこだけ抜きとって集めても宝箱のようにはなりそうもなく、何でもない瞬間とずっと覚えていたい瞬間とがランダムに訪れる日常のよう。どこから読んでもいい本は気楽で好き〜と改めて思う。 "宇宙の沈黙にたじろがぬこと"(p24『黙る』)←背筋がピンとした一節。
  • 2026年8月12日
    ミシンは触らないの
    中前さんのエッセイは本当にいい〜。文章も構成もとても丁寧に編まれているのが分かる。「好きよ、トウモロコシ」も、もう一度読みたいな🌽 最近エッセイを色々読んでいて思うのは、皆さん記憶力すごい!ってこと。私にもエッセイになりそうな出来事は起こってるんだろうけど、文章にできるほど細かく手触りを持って覚えてない気がする…。思い出せないだけで覚えているもの、とは言うけど、「覚えている」という才能もあるんじゃないかと思った。 茶色の表紙って珍しい気がする…と思って自分の本棚を見ると、やっぱり他に茶色の表紙の本はない(白とベージュが多い)。こうやって色んな色の本を手元に置いて、本棚がカラフルになるといいなと思う☺
  • 2026年8月9日
    うたうおばけ
    うたうおばけ
    講談社文庫は1冊目を出すときに著者自身が背表紙の色を選び、それ以降はずっとその色になるらしい。今度本屋に行ったら講談社文庫の棚を見てみよう。
  • 2026年8月7日
    自己否定をやめるための100日間ドリル
    割と前向きな性格だし、そんなに自己否定をしてるとも思ってなかったけど、どんな事が書かれてるのか気になって読んでみる。 自己否定とは、本当に向き合わなきゃいけないことから目を逸らすための無駄な葛藤。向き合うべきは、子供の頃に経験した寂しさ。さびしく感じてる自分自身に声をかけてあげることで、自己否定が必要でなくなっていく。そんなような事が書かれてあった。 確かに私は著者のようなストレートな自己否定はそんなにしてないけど、『元気なときの自己否定』をしがちと気づいた。もっとできるはず、もっとしなきゃ、という現状を否定する自己否定の仕方。朝起きて「あなたは何一つ変えなくていいよ。今のままで最高だよ」と言い聞かせてみる、というのを試しにやってみよう。 坂口恭平さんの本は、読めばいつも何かしらヒントやインスピレーションを与えてくれる。自分と相性のいい作家を見つけるのも、自分を元気にする方法のひとつだなと思った☺
  • 2026年8月6日
    書くこと、生きること
  • 2026年8月2日
    酒亭DARKNESS
    『珈琲怪談』は喫茶店巡りをしながら怪談話をする短編集だったけど、こちらはお酒。恩田陸さんがよく書く、民俗学?や土地の因習?を絡めた話大好き。思えば恩田作品に夢中になるきっかけになった『球形の季節』も都市伝説を扱った話だったな〜。『ネクロポリス』や『月の裏側』然り、物語の舞台そのものが重要な登場人物なってる。日常に潜むちょっとしたホラーなので、自分の周りでも何か起こりそうで、家で一人で読むのには向かないと思った。
  • 2026年7月31日
  • 2026年7月31日
    デュシャンは語る
    デュシャンは語る
  • 2026年7月31日
    ひとり暮らし
    ひとり暮らし
    淡々として飾り気がないけど、機械的ではない文章。風邪をひいた時に食べる薄味で滋味深い何かっぽい。物事をジャッジし過ぎず、そのまま見つめる感じが心地よい。 「自分が現実に感じていない気持ちや、自分のものとは言えない考えが入ってくるのが詩という形式のひとつの特徴(p134)」というのはどういう事だろう?私はむしろその反対なのかと思ってた。
  • 2026年7月29日
  • 2026年7月29日
    夫のちんぽが入らない
    "ちんぽ"という言葉のマヌケな響きよ。内容はけっこうヘビーだった。考えた事なかったけど、ちんぽって絶対入らなきゃいけないのか??そんなに苦しい思いをしてまで達成すべきことなのか、世の中を疑いたくなった。 夫や両親、学校関係者から許可とってるのかな〜とか思いながら読んでたけど、本当に内緒みたい。これだけ包み隠さず書いてるんだから当たり前か。周囲の無理解や全体に広がる息苦しさに、ここ数年で読んだ韓国文学と近しいものを感じたりもした。
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