
イツキ
@maruitsuki
2026年8月22日
本屋さんのある街で
一穂ミチ,
三浦しをん,
凪良ゆう,
坂木司,
瀬尾まいこ
読み終わった
五篇すべてが同じように刺さったわけではなかった。
それでもアンソロジーだからこそ、一つの「本屋」という題材からまったく違う物語や価値観が生まれる面白さがあった。
特に心に残ったのは、本や本屋を必要以上に神聖なものとして描いていないところ。
本を読めば人生が救われるわけでも、本屋が街のあらゆる問題を解決するわけでもない。
それでも、本が一冊あることで少し気分が変わる。
気になる棚を眺めるために本屋へ入る。
そこで誰かと顔を合わせる。
疲れた人が少しだけ休む。
そうした小さなことが積み重なって、暮らしは少し豊かになる。
読み終えて改めて、本のある暮らしが好きだと思った。

