
はな
@hana-hitsuji05
2026年8月22日
だいたいヒトがやらかしました 絶滅生物事典
ウラケン・ボルボックス,
山崎実香,
木村由莉
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
科学が全能ではないにしても、根拠なしにツノや結石が薬になると思って乱獲したり、都合よく神様扱いしていたのに開発が進むと害獣に降格して絶滅させるの、都合よく生態系のバランス崩しまくりでドン引きしながら読んでる。
特に1番ドン引きしてるのはスポーツとしての狩り。足るを知るどころか逆走するニンゲン。
イラストが可愛いし、タイトルにも「だいたいヒトがやらかしました」とあるため、ポップな雰囲気だけど、ページをめくるたび胸の奥は深刻になる。
想像上の生き物みたいなすごくオリジナリティ溢れる生き物がかつては群れで生きていたのか。
遺伝子使って、現存する似た動物と組み合わせて現代に絶滅種を蘇らせようとしてるけど、うーん…それはもう何が真の目的になってるのかわからない。
鳥の進化の過程で、天敵がいない環境だと飛ばなくなること、絶滅のルートが大体同じなのは興味深かった。
というか人間の身体の健康と同じで、恒常的ではなくてビックリするほどのバランスの上で今の状態が保たれているだけなんだな。
外来種を減らすことで本来の生態系が戻ってきたこともあるという事例が興味深い。
絶滅した動物キャラが
「同じ種族なのに殺しあうなんて不思議だね」
「しかも過去の歴史から学ばない個体が多いから何度も同じような『やらかし』を繰り返す」と会話しているのが皮肉キレキレだった。
ニンゲンが生物たちにやらかしたのではなく、ニンゲン自体の学ばない行い自体が「やらかし」なんだな。
「金儲けのためなら神聖もへったくれもないな」
「ヒトってのは自分たちが豊かになるなら他の生き物のことなんてどうでもいいんだよな」
「まさに自滅の道さ」
「しかし生き物は遅かれ早かれ絶滅するのが自然の摂理だ」
「ぼくらはヒトのせいで絶滅してしまったけど ヒトが絶滅する時はどんな終わり方なんだろうね」
巻末に他の絶滅図鑑、進化図鑑も載っててめちゃめちゃ読みたい。




