橋本吉央 "勉強の哲学 来たるべきバカの..." 2026年8月22日

橋本吉央
橋本吉央
@yoshichiha
2026年8月22日
勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)
勉強するということについて、割と巷の勉強本とは違った切り口で語ってくれているように感じた。 勉強することでアイロニーやユーモア的な今と異なる視点を身につけることになり、それは元いた環境からするとズレた、時には「キモい」状態になりかねない。これは、例えば田舎を出て都市部の大学や会社で働いて適応して行った時に、元のコミュニティの価値観に疑問を抱いて違和感を持つ、みたいなこととも近しいのだと思う。 一方で、ズレたままでいるのか、ズレを意識しつつその上で元のコミュニティの意味を理解して戻るのか、みたいなことが本書で言う「来るべきバカ」だと、自分としては理解した。 大学進学時に東京に行き、子どもができてからUターンしてくることになった自分の色々なものに重ね合わせる視点もあったりして、面白い「勉強論」だった。
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