Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
橋本吉央
橋本吉央
橋本吉央
@yoshichiha
福島県に住んでおります。アラフォーです。アラフォーかあ。 本はまあまあ読むのですがプラクティカルなものばかりで、最近はもっと文学・哲学に触れたいなという気持ちです。 シェア型本屋の棚主もやっております。
  • 2026年9月30日
    さよならの言い方なんて知らない。3
    キャラクターの設定がうまいこと絡み合ってきてなかなか面白くなってきた気がする。
  • 2026年9月29日
    校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる
    かなり幅広い分野の校正校閲の仕事について紹介されている。マンガとか地図とかも含め、出版物を作るときにたくさんのチェックプロセスを通っているのだなと。 あと、BRUTUSの校正担当の人が15時ごろ出社して24時くらいに帰るという生活なのだというのが紹介されていて、すごいなと思った。いろんな時間に働いている人がいるものだ。当たり前だけれども。
  • 2026年9月24日
  • 2026年9月22日
    定型業務を9割なくせる 生成AI×人事・労務 実務入門
    基本的なAIツールの説明はあんまりいらなかったが、人事業務の細かいシーンにこうAIが使えるよ、という事例を並べてくれているのは、実務メンバーにとってはいいのではないかと思う。
  • 2026年9月22日
    法医学教授が教えている 死体の授業
    ちょっとした読み物、雑学ものとしてとてもおもしろかった。好き嫌いは分かれると思うが。
  • 2026年9月18日
    サージウスの死神
    最初の導入はわかりやすいが、ギャンブルが主人公に及ぼす影響による酩酊が進んでいくと純文学らしく「よくわからない」感じになっていく。 やはり特徴的なのは文体かな、と思う。後の作品の気配を感じさせる、短く暗い、内に閉じて表情が読みづらい文体。でも、最初の方の、ギャンブルにのめり込んでいくまでのパートは、ストーリーが進んでいないゆえに、基本平凡な日常の気配が残っているのだが、そこでの文体、というか主人公と仙崎の会話の違和感とかは結構ある。会話の描写が上手い下手とかじゃなくて、文体としてまだ本気じゃないような感じ。話が進んでいき雲行きが怪しくなってくるとどんどん佐藤究的になってくる、という印象。 それでも、のちの作品、特に『テスカトリポカ』なんかは、ストーリーはエンタメ的でありつつ、文体の抑制と統一感はずっと洗練されている感じがするように思う。とても興味深いなあ。 人におすすめする本ではないが、個人的な佐藤究研究として面白かった。
  • 2026年9月15日
    永遠の記憶
    永遠の記憶
    普段東野圭吾は読まないが、訃報を聞いて最後の記念に読もうかなと思った。ガリレオシリーズはいくつか読んだことがあるし。 湯川教授は自分にとっては「理系!すごい!」という感じではないというのが正直なところなのと、わかりやすいエンタメ文学なので説明的でちょっと理解が進みすぎるなという感じはあるが、ストーリーはすんなり入ってくるし、登場人物たちの考えや行動も基本的には明快で、読みやすい。 ミステリとしての良し悪しよりも、東野圭吾さんの遺作(かどうかはわからないが)であることに意味があって読んだが、後半で実は『容疑者Xの献身』と繋がっていることが明かされるというプロットは面白い。自分のような、シリーズ全部は読んでないけれども、容疑者Xは読んだ、というようなにわか読者を見透かすような、エンタメ作家としての視野とファンサービスのようなものを感じて、正直さすがだなと思った。 ガリレオシリーズ自体が、登場人物も時代とともに歳をとっていく設定(なのかな、たぶん)であること、最後のエピソードが「終活る(ふりかえる)」なのも、なおいっそう、最後の作品を読むことの意味を多層的にしているように思う。やはり読者を楽しませる作品作りという点で本当にすごい作家だったのだな、と感じた。
  • 2026年9月12日
    さよならの言い方なんて知らない。
    マンガだと思ってAmazonセールで買ったら小説で、拍子抜けというかあまり読む気も起こらずそのままにしていたのだが、読み始めたらなかなか面白かった。 主人公香屋(苗字が変わっていて馴染みづらい)の能力がスーパーメタで、デスゲーム的なものの運営者に質問できるというもの。いかに、メタに回ることがゲームにおいて強いポジションになるか、ということを感じる。マンガ化してそうだけどしてないのかな。主人公の戦闘描写がないというのがマンガ向きじゃないのかもしれない。 叙述トリック的に、いなくなった友人トーマが実は女性だった(トーマというのは冬馬という苗字であった)というのが最後に明かされるが、まあなんか別にいらんな、それは・・・という気持ちもなくはない。 ゆるゆる隙間時間にスマホのKindleアプリで読むのには良いかも。
  • 2026年9月10日
    ケアする建築
    ケアする建築
    建築、という建物のあり方の手前に、人が集まり居場所となることが、人にとってのケアのために大事なのだ、ということを再確認した本。 ニーズの変化に応じてハードと制度・サービスがセットである形から移行していくことが必要というのはもっともだなと思う。戦後の高度成長期のなかでつくられた当たり前のあり方から変えていかなければならないし、そういう実践が少しずついろんなところで行われている。 建築の専門的な話、建物の間取りとか建て方みたいなことはそんなに触れられず、場所が人にとってどのような意味を持つかということを語っていて、勉強になった。 局在的自己と偏在的自己の話も面白かった。場所という器に、殻を割った卵のように人が入る時、黄身(=局在的自己、他者から独立してある自己)は混じり合わないが、白身(=偏在的自己、環境や他者との関わりで形作られる自己)は混じり合う。他者や環境との関係性なく生きるということは実質的に不可能であり、場所においてどのように良い関係性がつくられるかが大事だということを感じた。面白いなあ。
  • 2026年9月6日
    給食のをばさん
    > 揚げパンの散らかる砂糖未来あれ 揚げパンって、あまり大人が食べないのと、食べると砂糖がぽろぽろこぼれる感じを思い出す。 そういう、子どもだからこそ食べられる、あどけなさ、元気な感じ、とかが感じられていいなと思う。それをみている、見守っている大人の視点も感じられて良いなと。給食のおばさんっぽい。 > サラダ記念日ほとんどがもやし なんかシニカルな感じが良い。世知辛さがありつつ、「サラダ記念日」をリスペクトしつついじっている感じ。 > 卒業を控え唐揚げ大きくす > 卒業後は辛いカレーを食べなさい 小学生たちを見送る、卒業を祝う気持ちを給食の簡単から緩やかに俳句にしていていいなと思った。 自分の観点として、子どもたちを見守る感覚があるものが好きなのかな、と思う。
  • 2026年9月4日
    AIネイティブカンパニー
    AIネイティブカンパニー
    AI活用の内容については、参考になった。 ソースネクスト社のAI活用事例紹介を通した自社プロモーションの目的もあるので、正直鼻につく表現も結構ある。AIが書いている、ということゆえの文体なのかなという気がする。社長とか社員だったらこういう書き方しないから。 まあでもそれが許容されるコンテキストに位置付けられる書籍である、というのは面白いことかもしれない。
  • 2026年8月23日
    マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう
    お子さんに視覚障害があったことをきっかけに障害者の社会参画について理解を深め、マイノリティのために社会に必要なものを考えるようになる→その中で運動音痴を「スポーツ弱者」として捉え直し、誰でも楽しめる「ゆるスポーツ」を開発していく、という話。 面白かったが、本としてのまとめかたが綺麗すぎていかにも広告業界の人の本、という感覚がなくもない。 しかし、その読書体験は本当は多分どうでもよくて、自分の子どもに視覚障害があるのがわかったことをきっかけに、本やネットで調べるだけでなく、200人以上の当事者に会って、話を聞く、というのは本当にすごい。そういう自分の目と耳と足で人に会って話をして、というのが、きっと全ての土台にあるのではないか、と思う。
  • 2026年8月22日
    勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)
    勉強するということについて、割と巷の勉強本とは違った切り口で語ってくれているように感じた。 勉強することでアイロニーやユーモア的な今と異なる視点を身につけることになり、それは元いた環境からするとズレた、時には「キモい」状態になりかねない。これは、例えば田舎を出て都市部の大学や会社で働いて適応して行った時に、元のコミュニティの価値観に疑問を抱いて違和感を持つ、みたいなこととも近しいのだと思う。 一方で、ズレたままでいるのか、ズレを意識しつつその上で元のコミュニティの意味を理解して戻るのか、みたいなことが本書で言う「来るべきバカ」だと、自分としては理解した。 大学進学時に東京に行き、子どもができてからUターンしてくることになった自分の色々なものに重ね合わせる視点もあったりして、面白い「勉強論」だった。
  • 2026年8月15日
    楽園
    楽園
    面白かった。『方舟』『十戒』とここにきて明確につながりが出てきて、恐怖の女神的な主人公(の一人)にワクワク。 トリック自体は思いつかなかったけれども、脱出するための方法として他の住人たちを皆殺しにする、というのは読者も思いつきやすいのではないか。自分はそれは思い当たった。なので、その先にどのようなどんでんがえしが待ち構えているのかというのを期待して読んだが、十分に期待に応える内容で良かった。 どんでん返しを最後に二重三重に持ってくる、というのが著者の得意技なのだと思い、それを読者も期待しながら読むわけなので、期待値が高いが、しっかり期待に応える内容で脱帽。
  • 2026年8月12日
    十戒
    十戒
    面白かったが、『方舟』の方が強烈だった。設定は興味深い。
  • 2026年8月9日
    あなたはなぜ雑談が苦手なのか
    雑談に苦手意識があり、もっと気軽に人と、「これ」といったテーマがなくても話せるといいなと思っている。 タイトルは、そういう課題感がある人向けに問題を分解してハウツーを伝えてくれるような期待を持たせるものだったので買ってみたのだが、あんまりそういう感じではなかった。 まず著者の方のいう「雑談」は、相手が著者に対して気になっていること、わだかまりのあることを言葉にして、それを著者が著者のスタイルで問いを投げたり一緒に考えたりするというもので、自分の中の概念ではコーチングや壁打ちに近い。そこまでしっかりした枠組みではなく「雑談」という打ち出しでそれをやっているからこそいいのだろうと思うけれども。 そしてその雑談そのものについても、特に「こういうことを気をつけて話を聞く、返答する」みたいな話は出てこない。 みんな自分を大事にする視点がもっとあっていいよねとか、著者自身がそういう視点をどのようにして得てきたかの振り返りとかで、それは、著者のファンの方にとってはとても興味深く読めるのだと思うが、タイトルが問いかける「なぜ自分は雑談が苦手なのか」という困りごとへの答えではないと思う。 『私にとっての雑談』とかにしてほしい。 と、いうのが主な感想なのだが、そういうふうに「雑談」という営みをちょっと狭く捉えているのかもという自分自身の認知を再確認したところもあり、そこは変えていく余地はあるのかもしれない。とはいってもやっぱタイトルはどうかと思うが。
  • 2026年8月8日
  • 2026年8月1日
    ケアする建築
    ケアする建築
  • 2026年8月1日
    誰がために医師はいる
  • 2026年7月31日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
    いろいろな要素(遺伝学、精神病による認知の不覚、不気味な宗教、ラブストーリー、ミノタウロスとテセウス、実際にあったループクンド湖の謎)にいっちょかみしており、著者の意欲を感じる。本作最大の謎が解けるまでの展開は、悪くなかったように思う。予想はついたし、わかってしまうと新鮮さもそんなにないが。タイトルは引きが強く秀逸。
読み込み中...