
りなっこ
@rinakko
2026年8月21日
サタンタンゴ
クラスナホルカイ・ラースロー,
早稲田みか
読み終わった
素晴らしかった。暗鬱で息が詰まりそうな解きにくい文章に、絡め捕られていく(其処彼処に蜘蛛!)読み心地。ぐねぐねした重たい文体そのものがとても好みだった。
希望を失い不遇をかこちつつ、「自分たちの手の内で崩壊していくものを阻止して」くれる(であろう)イリミアーシュを待ち望む人々は愚かしく、そこにつけ込まれる。一瞬、それならそれでもよかったのでは…と思いきや、円環は閉じて救いはないらしい(え、そういうことなの…と愕然としながら幾らでも反芻できる)。あまりにも周到な罠が、あった。
“悪魔は完全な勝利をおさめていた”






