本読みねこ "アイスネルワイゼン" 2026年8月22日

本読みねこ
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@neco-
2026年8月22日
アイスネルワイゼン
表題作『アイスネルワイゼン』とデビュー作『アキちゃん』の2作収。 『アイス…』読んで、ざわつくこころが出てこない人もいるんだろうなと思うとざわついている自分はもうこの作品のあちら側で手を繋いで泣いている気になってしまって最後に立ち尽くす。 軽快な会話文で見えてくる嫌ぁーな現実味のあるズレや、人名が多く出てくるのにどうしてかある非現実感や、妙に居心地が悪いのに放っておけなくて再読したくなる。 『アキちゃん』読んでいて中程までは、自分のなかにいたアキちゃんを思い出して震えていた。あまり思い出したくないのに忘れられることはない十代の頃と重なって苦虫を噛み潰したようになっていたけれど、途中からあれ、となって最後に立ち尽くす。 両作共、立ち尽くさせられた。 そんな経験、現実でも読書でもしない方がいいのかもしれないが捻くれているので悶絶しながらもこういう作品に目を背けることはこれからもきっとないと改めて思った1冊だった。
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