
セレンシア
@febrate1
2025年4月3日

ささやきの島
エミリー・グラヴェット,
フランシス・ハーディング,
児玉敦子
読み終わった
借りてきた
児童書
海外ファンタジー
東京創元社
挿絵もたっぷりの中編ファンタジー小説。そう、この本は間違いなくファンタジー小説なのだとそう感じた。死者の魂を想わせる灰色の空のようなトーンの幻想的な描写と挿絵が溢れているそんな本だ。生者と死者を繋ぐそんな本だ。この本に描かれるような素敵な死や人生でなくても良いから、人は誰も死ぬ定めなのだし、その時に後悔しないような旅立ちがしたい。短いながら濃厚なファンタジーを感じることができた。オススメの1冊。
