
Tomy
@books_tomy
2026年8月23日

読み終わった
最後まで宇賀神のキャラクターは好きになれなかったけれど、大学時代の研究室を思い出して懐かしい気持ちになった。
疑似科学を糾弾する側だけでなく疑似科学を信じる側の心情も描かれていて作品のメッセージ性に深みが出ていると思った。とは言え疑似科学でのお金儲けはやっぱり許し難い。
小説のストーリーに関しては地道な聞き込みなどの調査で展開していきあまり盛り上がりもなかったので少し退屈な場面が多かったかなという印象。
読みながら思ったのが、科学においても量子力学の量子もつれや量子の重ね合わせなんかは中々承服し難い現象で魔法のように感じるけれど、それを受け入れてしまっているのはそれが「科学」の鎧を纏っているからだよなあと思ったり。

