ちとせ "夜の恩寵" 2026年8月23日

ちとせ
ちとせ
@4wsdig
2026年8月23日
夜の恩寵
夜の恩寵
三浦しをん
夢とカリスマをテーマにした短編集。 テーマ性は薄いけど『金の糸』が一番好きだったな〜というか一番…読んでいて頭が混乱しなかった…!と思ってたのに『夢の子ども』で全部ひっくり返されてしまった。この本の感想「夢見の女は怖いしろくでもない」に落ち着く。 ・神馬に乗る女 両親のセックスの声で初めて夢精した翌朝からそれまで名前で呼んでた義母を「お母さん」って呼び始めるの、なんか、こう、独特の味がするな… それにしても息子のほうが歳が近いような年下の女と再婚する父親イヤすぎかも!キモい!罰だと思ってヌチガミさまのお世話続けてください! ・胡蝶 おお…頭がおかしくなりそうな話やったな… 夢と現実の区別がつかなくなっていくの、怖すぎる〜!!ていうか夫であるタロさんの適応能力すごすぎる。私は身内が夢と現実の区別があやふやになってきたって言われたらこんなふうに対応できるだろうか… ・夢見る家族 『胡蝶』の続編…でいいのかな?未千、やばい母親になったな…早いとこ病院に連れて行ってやれ… 「夢で子どもを産んだとか、夢のなかの子どもを現実でも出産したいとか、いきなり言われて「はいはい」と受け止めたらしい父親が一番こわい。頭イッちゃってんじゃないか?」、まったくもってそのとおりでございます… 夜音次への千夜太の裏切りは普通にショックだった。そ、そんな、兄弟の絆は確かであれよ… ・金の糸 六実とゴンゾーの青春、ええやん…わたしは好きだよ… 傍若無人な怪物に見えるゴンゾーが怪力なだけの結構普通なやつで、数少ない友人の六実を気遣うことのできるやつで……とかゴンゾーに好感持ち始めたあたりで永遠に思春期なのが判明する流れおもろかった。ロックスターは27歳で死ぬやつ!!かぶれがちのやつ!! ラスト、普通に28歳になって元気に音楽やってるゴンゾーに笑った。思春期長かったわね。 ・夢の子ども あっ『神馬に乗る女』の続編だったの、『金の糸』って!? よくあんなヤバくなった家に関わらせずに六実を育てたな…びっくりするよ…輝久はえらい… ていうか喜久美、完全に新興宗教の教祖になってて怖いんだが〜!?てかほんとに…学はほんとに病気なんですか…という不穏さすら感じる話だった。喜久美がなんかしてんのではと疑ってしまった。 輝久と六実には普通に異母兄弟であってほしいよ…六実、何も背負わずゴンゾーと楽しく生きなさい…
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