
朔
@nova_luna
2026年8月23日
また、同じ夢を見ていた
住野よる
読み終わった
心に残る一節
感想
人生は、ヤギみたいだと言ったけど、もしかしたら宇宙人みたいなものかもしれないと思いました。物語や、嬉しさだけでなく、私は悲しさや失望でもお腹がいっぱいになることをこの時初めて、知ったのです。(p.90)
主人公が小学生の女の子ってところがまずちょっと変わってる気がしておもしろい。授業の内容のために「幸せとは何か」を軸に進むストーリー。奈ノ花ちゃんが考え方を貫いたり思い直したり、変化を感じられてほっこりした。
幸せとは何か、のテーマに加えて、「人生とは」で繰り返される比喩や、色の例えもあらゆる場面で出てくる。こういう一貫性のある比喩が本当に好き。タイトル回収はもちろん、ラストの一文の拾い上げで思わず拍手した。登場人物の繋げ方もめっちゃ良かった。読了後の余韻が心地いいお話でした。