
おとうふ
@Ritty15
2026年8月23日

ヘヴン (講談社文庫)
川上未映子
読み終わった
苛めのシーンは辛すぎるが、読み終わった後、ほんの少しだけホッとする、心が静かになる感覚があった。最後の美しさが際立つ。
僕が手術を決断できたのが良かったし、継母がちゃんとした大人で良かった。
僕とコジマは友だちだったのか?僕からみたらコジマは心を通わせる友達だったけど、コジマからみたら同類みたいなことなのか。コジマは物事の本質を捉えているようで、歪んでいた。どっちが強いか弱いか、上か下かみたいな捉え方をしていて、物事に意味付けをする。
最後のページ、僕が斜視の手術後に見る美しい景色の描写はご褒美みたいだった!
よく見えるようになったというだけではない、意味付けをしなくても、ただ美しいという描写だった。
読んでいる私が世界をとらえなおせる気がした。

