夜瑠 "思いがけず利他" 2026年8月24日

夜瑠
@yol_26
2026年8月24日
思いがけず利他
おわりにの最初の一文がこの本の内容を端的に表しているなと思った。 利他は自己を超えた力の働きによって動き出す。 利他はオートマティカルなもの。利他はやって来るもの。利他は受け手によって起動する。そして、利他の根底には偶然性の問題がある。ーと。 落語の文七元結から考えてみたり、人間のどうしょうもなさってあるよね、それって仕方ないものだよね、っていう切り口から利他ってなんだろう、どうしてこういう気持ちになっていくのだろう。と一緒に伴走するように気持ちを整理してくれる文章だった。 与格構文という言語の仕組みから目に見えないものを表すときのシステムがよく理解できる。 偽善も利他も一口で一蹴できるものではないなと感じた。人間はどうしようとなく関係性のなかで生きていく生き物なんだと思い知る。
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