
みみみ
@kmkdnrd
2026年8月24日
幸村を討て
今村翔吾
読み終わった
面白かったー!
1度目読んだ記憶が全然なかったから余計にめちゃくちゃおもしろかったー!
2026夏の石田三成フェアの余波であり、
その余波からきた真田丸再視聴の余波でもある。
真田丸で演じているあれやこれやの人々の声で再生しながらセリフを読む(けど死ぬほど時間かかるからすぐやめた)のおもしろかったな!
毛利勝永と伊達政宗がやっぱりかっこよかった。
この2人の章あたりから面白いものがもっとぐんぐんおもしろくなる気持ちがした。
源次郎と手を組むことにした勝永と政宗、自分の夢を大切にするのと同じように、「同じくらいに」じゃなく「同じように」、手を組むことにした友の夢や友の大事なものを大切にする姿勢が非常ーーーーーに熱かった!たまらんね!!!
「人の欲がガンガンに発散されるのが乱世なら、泰平なんてのはその欲に薄皮一枚覆いかぶせただけのもの!薄皮の下に変わらず人の欲はうごめいているのだ」の文章、クウ〜〜〜!!だったなあ!
ほんとそうだね!みんなおとなしくしてなきゃいけないってわかってるから堂々といろんなこと言わないしやらないだけで、結局今も昔も変わらないんだよね〜!という例によってわたしの好きなやつがでてきた興奮!
で、ありながら、源次郎が「大助が死ぬのは仕方ない」と割り切ったり、後藤又兵衛が名を残すことに必死になるあたり、あーーー時代が違うんだな、同じ人間なのにこんなに感覚が違うんだな、としみじみするなどした。
大助が死ぬのは仕方ないとは思うけど、そもそも真田は家族の縁が深い家で、だから本当なら生かしてやりたいはずなんだよな。でも仕方ないと思えてしまう。
父上の夢は叶えてやりたいから兄弟で策謀を巡らすけど、大事な兄弟にそれぞれがそれぞれに大変な役目を負わすのだよね。
くーーーーーーーー!矛盾してる気がすることが同時に当たり前のようにおこるんだよね!せつない!し、そこを「熱い」とか「たまらん」とか思ってしまうのもまたね!矛盾だね!
そして、その歴史の重なりとダイレクトにつながってわたしたちが生きている!と定期的に興奮するんだけど、まさに
「背後には乱世、眼前には泰平。信之はちょうどその境、信玄はずっと後ろ、父上は少し手前でにこにこ自分を見てくれている気がする」
というのがラストの信之の心情に出てきていて、これも大興奮したなー!
地続きになってるのがいいだけじゃなくて、先人たちが笑顔で見てくれているのが、もーはちゃめちゃに最高すぎるぜ。
最後のおにーちゃんの章はもーーーー別格で面白かった。耳掃除するときの気持ちよさみたいな、痒いところかいてる気持ちよさみたいな、あーーーーそれそれそれを求めてたんすよたまんないよ!!!!ていうかんじ。
頭のいい人は頭がいいんだなあ!
諦めず頭を動かすところも、腹芸というかなんというかをするところも、とぼけるところもいいんだけど、最後に家康がパッと負けを認めるところも良かった。
そして家康と信之は互いに憎み合ってるわけではないってところが痺れるよなあ。家のため誇りのため死んでいった誰かのために、というところもあるんでしょ、くーーー!
石田三成はたまーーーにしかでてこなかったけど、やっぱり素敵でありました。
おにーちゃんと話すときにちょっと笑う三成、それを「あれは相当機嫌が良いよ」みたいに源次郎に説明される三成、かわいすぎるぜ。
