幸村を討て

幸村を討て
幸村を討て
今村翔吾
中央公論新社
2024年11月20日
24件の記録
  • みみみ
    みみみ
    @kmkdnrd
    2026年8月24日
    面白かったー! 1度目読んだ記憶が全然なかったから余計にめちゃくちゃおもしろかったー!  2026夏の石田三成フェアの余波であり、 その余波からきた真田丸再視聴の余波でもある。 真田丸で演じているあれやこれやの人々の声で再生しながらセリフを読む(けど死ぬほど時間かかるからすぐやめた)のおもしろかったな! 毛利勝永と伊達政宗がやっぱりかっこよかった。 この2人の章あたりから面白いものがもっとぐんぐんおもしろくなる気持ちがした。 源次郎と手を組むことにした勝永と政宗、自分の夢を大切にするのと同じように、「同じくらいに」じゃなく「同じように」、手を組むことにした友の夢や友の大事なものを大切にする姿勢が非常ーーーーーに熱かった!たまらんね!!! 「人の欲がガンガンに発散されるのが乱世なら、泰平なんてのはその欲に薄皮一枚覆いかぶせただけのもの!薄皮の下に変わらず人の欲はうごめいているのだ」の文章、クウ〜〜〜!!だったなあ! ほんとそうだね!みんなおとなしくしてなきゃいけないってわかってるから堂々といろんなこと言わないしやらないだけで、結局今も昔も変わらないんだよね〜!という例によってわたしの好きなやつがでてきた興奮! で、ありながら、源次郎が「大助が死ぬのは仕方ない」と割り切ったり、後藤又兵衛が名を残すことに必死になるあたり、あーーー時代が違うんだな、同じ人間なのにこんなに感覚が違うんだな、としみじみするなどした。 大助が死ぬのは仕方ないとは思うけど、そもそも真田は家族の縁が深い家で、だから本当なら生かしてやりたいはずなんだよな。でも仕方ないと思えてしまう。 父上の夢は叶えてやりたいから兄弟で策謀を巡らすけど、大事な兄弟にそれぞれがそれぞれに大変な役目を負わすのだよね。 くーーーーーーーー!矛盾してる気がすることが同時に当たり前のようにおこるんだよね!せつない!し、そこを「熱い」とか「たまらん」とか思ってしまうのもまたね!矛盾だね! そして、その歴史の重なりとダイレクトにつながってわたしたちが生きている!と定期的に興奮するんだけど、まさに 「背後には乱世、眼前には泰平。信之はちょうどその境、信玄はずっと後ろ、父上は少し手前でにこにこ自分を見てくれている気がする」 というのがラストの信之の心情に出てきていて、これも大興奮したなー! 地続きになってるのがいいだけじゃなくて、先人たちが笑顔で見てくれているのが、もーはちゃめちゃに最高すぎるぜ。 最後のおにーちゃんの章はもーーーー別格で面白かった。耳掃除するときの気持ちよさみたいな、痒いところかいてる気持ちよさみたいな、あーーーーそれそれそれを求めてたんすよたまんないよ!!!!ていうかんじ。 頭のいい人は頭がいいんだなあ! 諦めず頭を動かすところも、腹芸というかなんというかをするところも、とぼけるところもいいんだけど、最後に家康がパッと負けを認めるところも良かった。 そして家康と信之は互いに憎み合ってるわけではないってところが痺れるよなあ。家のため誇りのため死んでいった誰かのために、というところもあるんでしょ、くーーー! 石田三成はたまーーーにしかでてこなかったけど、やっぱり素敵でありました。 おにーちゃんと話すときにちょっと笑う三成、それを「あれは相当機嫌が良いよ」みたいに源次郎に説明される三成、かわいすぎるぜ。
  • この著者に唆されて、というのもあるが普通にあらすじに惹かれたため。 項羽と劉邦がそこそこ面白かったがためにここまで至ってしまった…今村翔吾、侮れぬ。
  • tada
    tada
    @tada7724
    2026年6月30日
    ミステリーと歴史もののハイブリッド 5人の目線から大坂冬の陣、夏の陣の真田幸村を追いかけて、ミステリーとしての探偵役は徳川家康! なかなか面白い趣向だし、それを読ませる今村翔吾もすごいなぁ。
  • 田村
    田村
    @tamura1854
    2026年5月15日
  • 史実と創作を巧みに融合させた至高のミステリ  背表紙の「傑作歴史ミステリー」という文字を見て、疑問が浮かんだ。歴史小説でありながらミステリーとはどういうことか。  まして最期まで含めて広く知れ渡っている真田幸村。結末の分かっている物語が、果たしてミステリーになり得るのか――。そんな興味に惹かれ、ページを繰り始めた。  本作は、手に汗握る剣戟や派手な合戦描写は意外なほど少ない。そうした要素を期待して読むと、少しばかり拍子抜けするかもしれない。本作がフォーカスしているのは、あくまで「諸将の思惑」だ。言うなれば、英雄の活躍劇というよりは、緻密な情報戦や政治劇を見ているような趣がある。  舞台となるのは、大坂の陣。各将を主人公に据えたパートと、真田家の回想が交互に綴られ、物語は進んでいく。それぞれの武将が抱える事情と、真田家の秘めたる意図が交錯し、誰もが己の信条を胸に「幸村を討て」と口にする。 長く続いた乱世の終焉を確信し、決断を下していく人々。なぜその選択に至ったのか、なぜそうせざるを得なかったのかという「謎」が積み重なり、それらが次第に収束して、最後に一つの真実として氷解する。  まさに、至高のミステリーではないか。  通常のミステリーでの解決編にあたる場面では、一手の誤りが即、死へと直結する戦国時代ならではの緊張感が漂う。もちろん、作家の想像力によって描かれたフィクションの部分もあるものの、その説得力は凄まじく、驚くほど腑に落ちた。史実と創作を巧みに融合させ、完璧なミステリーとして結実させている。まさに「傑作」の名に恥じない一冊。  また、本作は切ない家族の物語でもある。 真田家はもちろんのこと、個人的には森吉政にまつわる家族のエピソードに激しく心を揺さぶられた。こうした絆の描き方には、めっぽう弱い。  唯一の難点は、状況や時代によって人物の呼称が頻繁に変わるため、把握に苦労することだ。幸村も「左衛門佐」や「源次郎」と呼ばれ、現代で最も馴染みのある諱(いみな)で呼ばれることは少ない。慣れるまでは混乱するかもしれないが、随所に丁寧な補足があるため、自信がなければメモを取りつつ読み進めるのが、この深い物語を快適に味わうコツかもしれない。  この煩雑さもまた当時のリアリティを感じさせる要素の一つ。魅力となり得るのかもしれない。
  • 4
    4
    @JnTwAxiEtn1a6
    2026年3月14日
  • 真田好き、幸村好きにとっては垂涎の一冊。家康を皮切りに7人の武将を通じて「大阪夏の陣で家康本陣に切り込んだ幸村がとった行動の理由」について迫っていく。それぞれの武将の行動にもミステリ要素があり、それぞれの武将が「幸村を討て」と口にする。初めは漠然としていた幸村の姿や豊臣方に与した理由が次第に明らかになっていく。読了後、自分にとっての真田幸村は亡びの美、男の浪漫であり、「やはり幸村は格好良い」と再認識した。
  • とどろき
    とどろき
    @todoroki
    2026年2月21日
    本屋さんでタイトルに惹かれて購入。 この小説は、構造が緻密で歴史物でここまで謎を散りばめれるのかと関心してしまった。 史実にあるエピソードと作者の想像の部分とが見事に調和されていて気がついたら読み終わっていた。 とにかく小説のタイトル「幸村を討て」このワードがキーであり全てそこに集約されている。 読後感はとてもスッキリしていて真田一族好きな自分としても満足いく内容だった。 今村翔吾さんの他の作品も見てみたい素直にそう思えた1冊でした。
  • たくお
    @takuo67
    2026年1月29日
  • よすが
    よすが
    @ysg
    2026年1月21日
    すっっっごく面白かったー!!! 早くも2026年ベストかもしれない。 極上の戦国ミステリー。 真田兄弟の絆と、真田家に付き従う忍兄弟の絆に涙しました。
  • よすが
    よすが
    @ysg
    2026年1月3日
  • Mai
    @Tanatoth3
    2025年7月24日
  • LA801
    @LA801
    2025年7月1日
  • ねるこ
    @nyan2
    2025年4月20日
  • 夜空
    夜空
    @karashi_wasabi
    2025年3月31日
    戦国時代最後の戦い「大坂の陣」で真田幸村があえて徳川家康を討たなかったという設定で、その謎を探る歴史ミステリー小説。 600ページとなかなかなボリュームだけれども、最初から最後までずっっと面白かった。そのうちに池波正太郎先生の『真田太平記』も読もう。
  • 今村翔吾さんの歴史ミステリーすごすぎる。 真田信繁は幸村と名乗った史実は無い。小説では大坂の陣の際に幸村と名乗り戦い、家康を追い詰める。父と子、兄と弟、主人と忍、男と女、、集まった者達の複雑な思惑の中で真田家が暗躍する、その真実とは。 「関東勢百万も候へ、男は一人もいなく候」 がかっこよすぎていつか言いたい。
  • ブラン
    @blanc
    1900年1月1日
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