haku
@zutomayo0604
2026年8月24日
汝、星のごとく
凪良ゆう
読み終わった
借りてきた
瀬戸内の普遍的な美しい自然と、人間のどうしようもなく複雑で、歪で、他愛のない、唯一の愛情と対比になっていてすごく辛く、面白かった。
一人一人かたちのちがう、歪んだ正義が噛み合って始まった恋が、当たり前のすれ違いによって噛み合わなくなり、互いに求め合いながらも、重なり合わないもどかしさ、鬱屈感を生じさせ、手頃なピースを求め始める場面がしんどい。
世間に認められないと理解しつつも、自分と重なる形と居場所を求める矛盾がどうしようもなく人間すぎて、切っても切れない関係性に憎悪を抱きながら、無意識的に依存していることに気付かされる素敵な作品でした。
誰かに生きることを肯定され、存在することを承認されたい。
