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haku
@zutomayo0604
  • 2026年9月7日
    星を編む
    星を編む
    前作と比べてかなりするする読めた、というより前作が不幸のバラエティパックすぎたのある。 北原先生の人生観とその醸成の背景を読み解けて、人物像は鮮明になったけど、より北原先生のことが分からなくなった。感情が表面化しなすぎて、だからこそ結ちゃんとの対比が鮮やかだったなぁと。 他者から見える理想的な一般的な幸せも、当の本人からしたら歪で、不自由で、その重荷を下ろしてしまいたくなりそうなものだったりするよね。でも手放せるほど合理的にも無関心にも慣れないよねって話。 前作に引き続き、各々の幸せの形を模索していくストーリー。結局自分の求める形は自分でもよくわからず、最後の瞬間に「このまま静かに沈んでいきたい」と思える、自分だけのありきたりな幸せにたどり着けることがいい人生なのかなと思った。
  • 2026年8月24日
    汝、星のごとく
    瀬戸内の普遍的な美しい自然と、人間のどうしようもなく複雑で、歪で、他愛のない、唯一の愛情と対比になっていてすごく辛く、面白かった。 一人一人かたちのちがう、歪んだ正義が噛み合って始まった恋が、当たり前のすれ違いによって噛み合わなくなり、互いに求め合いながらも、重なり合わないもどかしさ、鬱屈感を生じさせ、手頃なピースを求め始める場面がしんどい。 世間に認められないと理解しつつも、自分と重なる形と居場所を求める矛盾がどうしようもなく人間すぎて、切っても切れない関係性に憎悪を抱きながら、無意識的に依存していることに気付かされる素敵な作品でした。 誰かに生きることを肯定され、存在することを承認されたい。
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