ebm "絶望しかけた女子のための世界..." 2026年8月17日

ebm
@8404
2026年8月17日
絶望しかけた女子のための世界史
絶望しかけた女子のための世界史
ティチュー・ルコック,
鳥取絹子
男女平等に関して、進歩主義は間違っているというのが面白かった。不平等な前近代から近現代に平等が進むという単純な話ではなく、古代は平等だった(たとえば近代の研究者のバイアスで、男性は狩猟女性は採集といったテンプレートに嵌められていた)ことなど。定住型の生活は階級化と結びつくことが多いそうで、馬中心の生活が男女平等を実現させたという話も印象的だった。 中世の女性隠遁者。小さな独居房で暮らし、通行人の施し物で生きて街中にいるのが東洋の隠者と違いすぎる。アンカライト(anchorites)で合っているだろうか。 原綴り等がわからないし、紹介されている本(タイトルは全部日本語訳されている)に日本語訳があるかわからないのも地味に困る。それからところどころ校正が甘いのか誤植や語訳?が目につく。全体にフランスの本なのでフランスの歴史が多く、そもそも知らなかったことが多い。五月革命の話は「5月の花嫁学校」で見た気がする。
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