
イシイルカ
@ishiiruka0421
2025年11月12日
神に愛されていた
木爾チレン
読み終わった
やはり京都を舞台として小説を書く者は、森見登美彦氏の影響を多かれ少なかれ受けるものなのだろうなあ。それくらい氏のパワーは凄まじいのだ。
京都弁の女子校生の会話が好ましい。
森見氏を始め、村上春樹氏や吉本ばななさんら実在の作家の名前がちょくちょく出てくるのがいいね。この方々のファンでもあるので。
この皮肉な、そして哀しい哀しいすれ違い。
強烈な陰と陽、光と影。
ふたりの対象的な女性作家をめぐる物語。
「少女の痛み」というテーマを深く抉るように描き続けるその筆致は、まあ実に、男性のワタシにしても身を切られるように痛い。
SNSである方が絶賛していたので気になって手にとった一冊だけれど、やはりタイミングというか、本とは要するにめぐり逢いだなあ、と思う。
2025/11/12





