デコポン
@snaoky
2026年8月23日
読んでいない本について堂々と語る方法
ピエール・バイヤール,
大浦康介
読み終わった
短評:邦題から感じるようなハウツー本ではなく、読書とは何か創造性とは何かを考える哲学者
難しい。逆にこういう本はアウトプット前提で読まないと細部を追ってたマジでわからんくなるなと思った。
印象に残った内容
・数多くある本と本の位置関係を把握するためには本を読まないことも重要
・自分の意見(批評)を作るには対象の本を読みすぎるとそこに囚われすぎて何も生み出せなくなるよ
・著者を前にその著書を語るときは細部まで覚えてますよ!じゃなくて、ぼんやりでいいからベタ褒めする。作者の中の本と自分の中の本は違うものになってるし、細部を語ることで「ほんまに俺の本読んでる?」ってなるらしい。
・愛する人とはなるべく同じ本を読もう。その人を形作ってきたものがわかるし、理想を知ることができる。同じ本や映画を見ることが相互理解につながる。
・批評は創造だ。読んでいない本を語ることこそその本の作者や時代背景、題名から推測される内容などあらゆる情報を用いてその本について語ることこそ素晴らしいこと。ただ本を読んで内容を覚えることが読書ではない。
正直、「結び」の章にこの本のエッセンスが詰まっているように感じたし、前の持ち主の付箋も残っててよかった。
結論:読書とは何か迷ったときに読み返したい本