デコポン
@snaoky
- 2026年9月4日
あなたのための短歌集木下龍也読み終わった - 2026年9月4日
ハーバード式「超」効率仕事術ロバート・C.ポーゼン,関美和読み終わった - 2026年8月30日
美学への招待 増補版佐々木健一読み終わった美学とはなんなのか、全くの初心者であるが著者の言葉を噛み砕きながらなんとなく学ぶことができた。具体的な作品も取り上げながら美学とは何かを考えていくことができた。 正直全くの初心者で世界史もほぼわからない私にとっては難解な部分も多かったが、哲学書を好んで読む私にとっては第10章「美の哲学」で紹介されていたA・ネハマスの思想は印象的であった。 ネハマスは美の思想の両極にプラトンとショーペンハウアーを置き、「人が生きて活動することへのコミットメントが美を促進する」(プラトン)と「現実の苦悩を抜け出して、この世ならぬ境地へと連れていってくれる」(ショーペンハウアー)という二つの面を美の本質としてみる説を提唱していた。日常的に人は美しいと感じるが、その「美」とは何かを言葉にすることは難しい。その中で上記の考えは私にとっては一つ形ある答えとなって腑に落ちた。 また、その後に紹介されていた「地上でもっともう美しいものとして、人は色々挙げるけれど最も美しいのはあなたの愛するもの」というギリシアの女流詩人サッポーの断章の詩句の趣旨も非常に印象に残った。 - 2026年8月28日
人文知は武器になる山口周,深井龍之介読み終わった歴史に哲学、文化の変遷と話の幅が広くて非常に面白かった。 特に印象的だったのは「時間軸を長くとってみれば、アメリカが覇権国であるのは歴史上のある瞬間たまたま起こっている現象に過ぎない」という主張。 たしかに、世界の中心はそれはもうさまざまな変遷を経てきたわけで、アメリカが世界のリーダーであることも歴史の一ページに過ぎない。この考え方は世界情勢に限らず、投資やどの言語・文化を学ぶかなどの一人一人の生活にも大事な視点だなと感じた。 - 2026年8月24日
現代史を学ぶ溪内謙読み終わったロシア現代史研究の第一人者である著者の経験をもとに、現代史を学ぶとはどういうことかを具体的手法を示しつつ解説された本であった。 私はタイトルで購入したので、現代史の概要が学べるのかなと思ったが、現代史を研究するための手法の解説が主となっており購入した目的とは違った。 しかし、本の内容自体は著者の長年にわたる経験をもとに書かれた内容であり、非常に密度が濃ゆく難しい部分もあったが興味深い内容であった。 特に、歴史とはなにか、歴史を学ぶとはなにか、歴史研究における進歩とはなにかといったことが述べられた部分は「歴史を研究する」ことに対する私の先入観を180度変えてくれるような内容であった。 - 2026年8月23日
読んでいない本について堂々と語る方法ピエール・バイヤール,大浦康介読み終わった短評:邦題から感じるようなハウツー本ではなく、読書とは何か創造性とは何かを考える哲学者 難しい。逆にこういう本はアウトプット前提で読まないと細部を追ってたマジでわからんくなるなと思った。 印象に残った内容 ・数多くある本と本の位置関係を把握するためには本を読まないことも重要 ・自分の意見(批評)を作るには対象の本を読みすぎるとそこに囚われすぎて何も生み出せなくなるよ ・著者を前にその著書を語るときは細部まで覚えてますよ!じゃなくて、ぼんやりでいいからベタ褒めする。作者の中の本と自分の中の本は違うものになってるし、細部を語ることで「ほんまに俺の本読んでる?」ってなるらしい。 ・愛する人とはなるべく同じ本を読もう。その人を形作ってきたものがわかるし、理想を知ることができる。同じ本や映画を見ることが相互理解につながる。 ・批評は創造だ。読んでいない本を語ることこそその本の作者や時代背景、題名から推測される内容などあらゆる情報を用いてその本について語ることこそ素晴らしいこと。ただ本を読んで内容を覚えることが読書ではない。 正直、「結び」の章にこの本のエッセンスが詰まっているように感じたし、前の持ち主の付箋も残っててよかった。 結論:読書とは何か迷ったときに読み返したい本 - 2026年8月22日
- 2026年8月21日
マリアビートル伊坂幸太郎読み終わった⚠️ネタバレ注意 2日かけて読了。グラスホッパーより面白かった。王子というキャラクターがとにかく際立つ。小賢しいガキは嫌いだか、その小賢しいガキ筆頭みたいなキャラだった。息子の命を握られ従うしかない元アル中の木村の愚かさと王子の賢さ、このペアだったからこそ両者のキャラが立つ組み合わせであった。思えば今回登場した主要キャラは全て二人組だった気がする。マリアに七尾、檸檬と蜜柑、王子と木村、あさがおと繁、スズメバチのペア、全て二人組だった。あのオカマとおじさんもペアだったな。グラスホッパーに比べてより多くのキャラが出てきた。 舞台は東北新幹線だったわけだが、この舞台設定は面白かった。わかりやすい時間制限と密室殺人、それぞれのキャラの視点があるから誰が犯人かという謎解き要素はないが、それぞれの思惑が交錯し、一方にとっては成功だが、もう一方にとっては失敗になってしまう駆け引き、そのスリルが面白かった。終盤の王子と蜜柑が直接対決する場面は手に汗握る展開だったがそこで七尾という第三者が現れ、スムーズにはいかない。王子という巨悪に対しての共闘という単純な構図にはしないところに作者の思考の深さを感じた。 前作の主要キャラである鈴木が再登場し、王子の「どうして人を殺してはいけないの?」という質問に対して答える場面は痛快であった。あそこまでの巨悪が意趣返しされる様は気持ちが良かった。また、将来同じ質問をされたときにどう答えるかのお手本にもなった。「殺人をしてはいけないのは国家が決めたことである」この回答は生存権とか国家契約論的なところからなのか?(Gemini的にはあってるっぽい。哲学者は役立つなぁ) あと、グラスホッパーで電車がいつまでも過ぎ去っていかない描写があり、幻覚を見てたんじゃね?って思ってたけど鈴木自身もそのように回想してて読みは当たってたーってなった。ちと嬉しかった。 最後おそらく伝説の殺し屋として登場する木村夫妻、あれはカッコよかった。引退した仲介屋の正体とかあさがおとの繋がり、電車の案内掲示板と伏線回収されていく様は非常に爽快感があった。七尾は不幸の女神に好かれており、愛されキャラだから実力は確かというかなりいい立ち位置にいるキャラだと思った。 - 2026年8月19日
グラスホッパー伊坂幸太郎読み終わった⚠️ネタバレ注意 久しぶりに小説を読み終わって、面白いが集中して一気に読めなくなってて悲しかった。 なんでかと考えた時に鈴木の妻が交通事故で鈴木の目の前で殺されたという描写がかなりリアルでもし自分の恋人が...と考えてしまいちょっと暗い気持ちになった。途中の押し屋の一家との関わりの中での令嬢がもし乗り込んできたらの描写もリアルでくらい気持ちになってしまった。逆に言うとそのくらい情景描写が真に迫るものであり、それぞれの登場人物が見ている情景がありありと浮かぶ文体であったと感じた。 3人の主人公がいたが、それぞれキャラが立っており味変的な感じで楽しめた。 最後の鈴木が待つ電車がいつまでも終わらないという描写を見た時は鯨が幻影に囚われていく様子と重なっており、鈴木が経験したことのどこまでが本当だったのか、考えさせられた。 - 2026年6月23日
異性の心を上手に透視する方法アミール・レバイン,レイチェル・S.F.ヘラー読み終わった - 2026年6月16日
- 2026年5月23日
カメラはじめます!こいしゆうか,鈴木知子読み終わったカメラ欲しいなー、けどなにもわからんなーと思ってたところ、たまたま入った本屋で発見。 これは天啓だと思い購入。 まだカメラは購入してないが、読むだけでも自分でカメラで素敵な写真を撮れるんだ!とイメージできて、ワクワクする内容だった。 - 2026年5月16日
読み終わった今回私がこの本を読んだ理由は朝井リョウさんの「イン・ザ・メガチャーチ」とともにX上で話題になってた?のを見かけたからである。 たしかにイン・ザ・メガチャーチの内容とリンクする部分も多く、まあまあ難解な箇所もあったが興味深い内容であった。 この本は「あらゆるところで『物語』がもてはやされている。私はそれが不愉快である。物語を愛しているがゆえに。」という一節から始まる。 物語との適切な関係を築き直すため、物語化を批判し、物語という人生の遊び方(プレイスタイル)以外に「ゲーム」「パズル」「ギャンブル」「おもちゃ」を取り上げ考察している。 特に印象に残ったのは陰謀論に対する筆者の考察である。 第3章で「パズル的な世界理解」の1つに「陰謀論」が取り上げられている。 「イン・ザ・メガチャーチ」にも陰謀論に囚われていく登場人物がおり、あれも陰謀論という「物語の力」であると私は理解していた。 しかし、本書を読み、私は陰謀論は物語ではなくパズルのように、一つの答えに辿り着いた時の快感を感じさせ、それが人々を魅了するのだという視点を得た。 ここで私は陰謀論に人がハマっていく理由の一つを理解できた気がしている。人間、あらゆることをすっきりと理解したい。しかし世の中のほとんどの事柄はすっきりと理解できるほど単純ではない。世の中の問題に対して、我々に必要なのは単純は謎解きの楽しさを感じるために盲目的になるのではなく、「正解は一つではないのかもしれない」というためらいの姿勢をもつことが世界を正しく理解する一助になりうると考えた。 私の文章力ではこの本の魅力は語りきれないので、「イン・ザ・メガチャーチ」を読み終えた方、物語化だけではない様々な人生の捉え方、考え方を知りたいという方にぜひおおすすめしたい。 - 2026年4月24日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった買ったのは2月ごろだったか 途中で苦しくなり一旦放置していたが、ようやく読了。 3人の物語はどれも心が苦しくなって何度も休みながら読み切った。 以下ネタバレ?注意 私は久保田の物語が最も印象的だった。ファンダムたちに物語を提供する側でありながら、最後は自分自身も物語の中に生きていたことに気づく展開は驚かされた。 このひと(久保田)だけまともな人物、わたしの周りにもいるような一般人だなと感じさせておいての最後の展開。 「わたしは大丈夫」と思っている自分自身も何かの物語に脳を溶かしているのかもしれないし、思い当たるものは少なからずある。 だが、久保田がそうであったようににわたしもそれに嬉しさや誇らしさ、アイデンティティとなっているようにもを感じた。 うまくまとめられないが、取り急ぎ。 - 2026年4月18日
読書思考トレーニング中崎倫子読み終わったせっかくなのでこの本で学んだSDS形式で感想を書いてみたい この本は「基本的な読書法をマスターし、読書の内容からから自分の意見を形成し、アウトプットして発信するための技法」("はじめに"より)が紹介されている。noteに読書メモを毎日投稿しているという著者による「実技としての読書」を学ぶことができた。 私がこの本を読んだ理由は、今年、「1週間に一冊本を読む」という目標を掲げ意識的に読書に取り組む中で、もっと読書を意味のあるものにしたいと考えたからである。読んだ感想として、ただ漠然と本を読むのではなく目的によって本の種類や方法を変え、そしてアウトプットすることで自分の思考や意見を一層磨くことができることを学んだ。 また、「読書と書くことは筋トレのようなもの」というメッセージは普段筋トレをする私からすると親近感と「私にもできるかも」という気持ちになることができた。 重要な本を血肉化するためには他人に教えれるまで繰り返し読む必要があると筆者は述べているが、私はこの本を繰り返し読み、血肉にしたいと思える良書の一冊であった。 タイム:22分27秒 - 2026年4月14日
- 2026年4月7日
ユダヤ人の歴史鶴見太郎読み終わった2週間くらいかかって読了 世界史の知識ないし、イメージがなかなか湧かず読むスピードが遅くなってしまった。 ユダヤ人の定義として、ユダヤ教を信仰することが一要素であるというこの側面において、私は日本人との共通点を感じた。我々日本人は明確に神道を信仰していると表明する人は珍しいが、「お天道様」や「全てのものに神様が宿る」などうっすらと宗教感を日本人のなかで共有している。 そこから、「日本人」を定義するピースとして「神道」は欠かすことのできないものなのかもと考えた。 他にも学びが多く、今後も繰り返し読みたい。 - 2026年3月28日
幸せな方の椅子松山みゆ読み終わった - 2026年3月20日
自分の時間を取り戻そうちきりん読み終わった - 2026年3月15日
天才による凡人のための短歌教室木下龍也読み終わったようやく今月1冊目 同時並行で読み進めて、1冊/週が崩れた さて、本書の感想だが、初めての短歌入門書として非常に楽しく気軽に読めた 細かいルールではなく、短歌を作る上での考え方や視点といったものが軽やかな文章で書かれており、読み物としても楽しめた 作者の作品もいくつか載せてあるが、非常に面白い。短歌集も買ってみたい。
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