
犬派
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2026年8月24日

恋文の技術 新版 (ポプラ文庫)
森見登美彦
再読
主人公の守田くんが京都にいる5人に当てた手紙のみで
話が進む、書簡体小説です。
相手からの返事は書いておらず次に彼が返事した内容で
相手が何を言っていたのか想像できるようになっています。
守田くんは教授の獅子が我が子を谷底に落とすが如くの愛により
京都から遠く離れた能登半島のクラゲ研究所に数ヶ月間派遣されることになり、
(色々あって?)恋文の技術を開発すべく
京都にいる5人を練習台に友人、元教え子の小学生、
守田くん史上最高に厄介なお姉様、妹、そして
偏屈作家・森見登美彦先生と手紙をやり取りすることにしました。
5人それぞれも関わりがあったり、話を進めていくうちに
別の人の片思い相手が別の人の恋人と同一人物である事がわかったりしていきます。
やりとりは時系列順ではなく、友人としばらくやりとりが続き次に元教え子の小学生〜と言った感じで進みます。
日付が書いてあるので、この人とこのやり取りしている間に
この人とはこんなやり取りしていたのか〜!と
見返してニヤニヤしてしまいます。
元教え子の小学生や妹にはちょっと見栄張ってる🥺笑
あとがきで森見先生も言っていますが
たいした中身はない(いい意味で)けど本当に凝りに凝っていて
緻密な内容になっています。
(本人にとっての)事件が本当にくだらなくて
嫌な気持ちにならずに読めるところが良いです!
手紙なので届くまでのタイムラグも設定しっかりされているのですが疾走感があり、返事を待たずに追い手紙してくる人もいます。笑笑
他の森見登美彦先生の本が合わなかった方も
これなら楽しめると思います!
ファンレター書いてみちゃおうかな〜!!
