
kohhee
@kohhee
2026年8月25日
読み終わった
めちゃくちゃおもろいぞ。
『鬼滅の刃』『ちいかわ』とか、自分は読んでないけど、社会現象になってて情報が断片的に入ってきてるものを、ついに自分で読んだときの感じというか。あ、そういう話なんやなるほどね、みたいな。
著者のスタンスとしては、今トランプ大統領の地盤になってる福音派ヤバいよ、って感じ。でもそこは学者さん、抑制が効いてて、「トランプ大丈夫なんかいな」くらいの疑問を持ってるくらいの自分が読んで、ちょうどいいくらい。
19世紀くらいから始まるヤバい宗教者列伝みたいな感じで、人名と当時の社会状況とその影響がわかりやすく書かれている。著者はあまり批判的なことは書かないが、「ね?」みたいなアイコンタクトはそこここに感じて、こちらもニヤニヤしながら楽しく読める。
レーガン大統領くらいまではそうやって他人事と思って楽しく読んでいたが、クリントンとか、子ブッシュくらいになってくると「いやもう90年代やん」みたいな謎の焦りがこちらに生まれてきた。その感じで進んで大丈夫?と。
そしてトランプ当選にたどり着いたときの、「そうなんや……」って感じが個人的にハイライト。そこから著者も少しギアを入れ替えて、批判的なトーンが多少高まってくる。でもこちらの感情とうまくリンクしちゃってるので、説教がましくは聞こえない。
この著者の筆のうまさには多少警戒が必要な気はするが、総じて親切で愉快な信頼できる新書だったと思う。
今ちょっとニュースになっているアメリカ女子バスケリーグの、トランスジェンダー問題とかも、背景にこういうのがある思うと、対岸で「行き過ぎたコンプラwww」って笑ってる場合でもないかもなと、自分の中の福音派にも気づいた。

