福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 (中公新書 2873)

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本屋lighthouse@books-lighthouse2025年11月24日読み終わったイベント開催しました『歴史修正ミュージアム』とセットで店内イベントを開催。直前、土日の出店イベント中に読み進めて読了。 日本においては「宗教=悪」「無宗教=普通(信仰を持つのは「なにか曰くがある人」という認識)」が底流にあり、それがいろいろとよろしくないことを引き起こしている気がしていたので、本書を読んで納得した。 福音派自体、その主張や実践には明白に酷いものがたくさんあり、そのことは批判されるべきだが、福音派を含めた宗教そのものにはよい面が当然ある。たとえばオバマケアなんかもそう。キリスト教の精神があるからこそ「だれもが救われるべきだ」という仕組み=政策が生み出される。 一括りに宗教を否定したところで社会はよくならないが、オウムや統一教会などへの日本社会の反応を見ていると、そこが圧倒的に足りないというか、未熟なのだと感じさせられる。人権尊重を重視するのならなおさら、宗教や信仰を持つことを否定してはならない。そういう意識を持って読んでほしい1冊だったし、余裕があればイベントアーカイブも観てほしい。 https://twitcasting.tv/book_lighthouse/shopcart/403047










Prtta@prtta2025年10月31日読み終わった福音派という言葉はここ数年で目にするようになった。この本では19〜20世紀の背景から福音派の足跡を丹念にたどっていて、それはアメリカの歴史の重要な一側面でもあることがわかる。
コタ@hts2025年9月21日気になる買った読み終わった読了。福音派という言葉自体は、特にアメリカの政治問題の解説で、よく聞くものだったが、その意味するところは全くわかっていなかった。大変勉強になった。


































