kotti
@kotti_witchii
2026年8月25日
最後の鑑定人
岩井圭也
読み終わった
読了。
三章、四章ともに、時間がかなり経過した事件。
捕まらなかった犯人たちは、普通の日常を送っていた。
「普段はもう綺麗さっぱり忘れているんですよ。自分があんなに恐ろしいことをしたなんて、信じられない。悪い夢だったかのように」
「なんで、俺のこと捕まえようと思ったんすか?今はもう普通に暮らしているじゃないすか。...(中略)やっと明るいところに出られそうなのに。あの頃は見過ごしていたくせに、今になって蹴落とすんすか?」
高倉の「この真実は本当に明らかにされるべきなのか」という葛藤。土門の「被疑者の動機に、正しいも間違ってるもありません。あるのは罪を犯したという事実だけです」という言葉。
土門は元々割り切っている人間なのではなく、葛藤を抱えながらも、「鑑定人」としてのあるべき姿勢を貫こうとしている人、なのだと思う。