最後の鑑定人
9件の記録
- kotti@kotti_witchii2026年8月25日読み終わった読了。 三章、四章ともに、時間がかなり経過した事件。 捕まらなかった犯人たちは、普通の日常を送っていた。 「普段はもう綺麗さっぱり忘れているんですよ。自分があんなに恐ろしいことをしたなんて、信じられない。悪い夢だったかのように」 「なんで、俺のこと捕まえようと思ったんすか?今はもう普通に暮らしているじゃないすか。...(中略)やっと明るいところに出られそうなのに。あの頃は見過ごしていたくせに、今になって蹴落とすんすか?」 高倉の「この真実は本当に明らかにされるべきなのか」という葛藤。土門の「被疑者の動機に、正しいも間違ってるもありません。あるのは罪を犯したという事実だけです」という言葉。 土門は元々割り切っている人間なのではなく、葛藤を抱えながらも、「鑑定人」としてのあるべき姿勢を貫こうとしている人、なのだと思う。
- kotti@kotti_witchii2026年8月24日読んでる二章まで読んだ。 一章の結末は色んな意味で衝撃。 確かに「推測があって、それを科学で裏付けする」という順番に違和感はない。でも本件に関しては「科学から導かれる事実があって、そこから犯人の推測をする」という方法をとっていれば、二つ目の悲劇は起こらなかったはず。 二章は燃焼残渣がテーマ。ある箇所が2回燃えた、という分析結果から真相に近づいていく。本筋とは関係ないけど、香取判事のキャラクターが好きだ。裁判官が裁判以外の場面で登場する作品を読んだことがなかったし、冷静沈着なイメージも自分の中に定着していたので、とても新鮮だった。

いこ@ico-warabi2025年7月1日買った読み終わった化学分析を生業としている身として改めてデータに真摯に向き合う、誠実に向き合う大事さを知るいいきっかけになる話だった もう少しだけ長めの感想は→ https://booklog.jp/users/shomi712/archives/1/4041161185



