こあら🐨
@wing2830
2026年8月24日
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
読み終わった
母にすすめられて読了。
ふだん時代ものは読まないのですが、健康診断の間に一気読みしました。
国宝といい、この作品といい、語りが上手い…!
グイグイ引き込まれます。
しかも、わたしの好きな群像劇スタイル✨
いろんな視点から物事が語られて、さいごにこうだったのか!と全体像が見えるのが好きなのです。
どの章も、ひとの行動や選択にはそのバックボーンとなる考えとか思いがあって、ひとそれぞれ経験してきた過去と、その結果としての現在があって、ここからどうするかの未来がある。
とくに忠の話と、芝居の演目と登場人物の境遇が重なる部分が切ない…😢
忠っていう字は心の中って書くでしょう。心の真ん中から溢れるもんを、人に捧げることだと思うんで。
…手前の目の前にいる数多の目に、芸を通してしっかり心を捧げる。それを見た人たちが、御国や御主に尽くす力になるって信じているんで。どこが上でも下でもねえ。巡り巡って行くってね……
本当に読んでよかった。
