
ゆうなぎ
@U_Unagi
2026年8月23日
グラン・ヴァカンス
飛浩隆
読み終わった
あとがきに「清新であること、残酷であること、美しくあることだけは心がけたつもりだ」と記されており、まさにそのような作品だった
作中で広がるAIの世界と夏の景色はとても美しくて、文体にも惹きつけられた
清新さにおいても、現実世界は一切描かれずに「人間の来訪が途絶した一千年後」のAI世界のみで話が展開するので、ファンタジーとSFの中間のような感覚で古臭さは感じなかった
ただ、話の展開が想像よりバトル&残酷だったので精神にダメージが…!バトル描写だけでなく、世界の仕組み自体や性的描写も心を抉ってくる感じがして個人的には結構読むのが辛かった
本筋からは逸れるけど、バトル中にめちゃめちゃかっこいい「能力開示シーン」があって異能バトルものを読んできた人間にとって激熱だった!