
空色
@kagimusume27
2025年4月3日

ヒルベルという子がいた改訂版
ペーター・ヘルトリング,
上田真而子
読書記録です
ヒルベルはあだ名。ヒルベルは病気で変わっていてひとりぼっち。どこにも行くところがなくてホームで暮らしている。
本当に扱いにくい子供みたい。きっと近くにいたら困ってしまうかも。でも、読み進むうちにどんどんヒルベルが好きになってきてしまう。ヒルベルは、言葉でうまく表せなくても、たくさんの事を感じて多くの事を知っている。
ライオンの群れの中の話なんて素敵過ぎる。ヒルベルを連れてきてくれたお爺さんがいい。それに対応するマイヤー先生が、いい。挿絵もすごくいい。
作者はドイツの作家で、訳者はエンデのはてしない物語も訳しておられます。
もう一回読んでみよう。