ヒルベルという子がいた改訂版

4件の記録
- 空色@kagimusume272025年4月3日読書記録です ヒルベルはあだ名。ヒルベルは病気で変わっていてひとりぼっち。どこにも行くところがなくてホームで暮らしている。 本当に扱いにくい子供みたい。きっと近くにいたら困ってしまうかも。でも、読み進むうちにどんどんヒルベルが好きになってきてしまう。ヒルベルは、言葉でうまく表せなくても、たくさんの事を感じて多くの事を知っている。 ライオンの群れの中の話なんて素敵過ぎる。ヒルベルを連れてきてくれたお爺さんがいい。それに対応するマイヤー先生が、いい。挿絵もすごくいい。 作者はドイツの作家で、訳者はエンデのはてしない物語も訳しておられます。 もう一回読んでみよう。