
マヤ
@mayaya_2025
2026年8月25日
細雪 中
谷崎潤一郎
読み終わった
友人たちとの読書会に向けて再読。
中巻はなんといっても暴風雨の描写が迫真でハラハラする。
幸子といっしょに「みんな無事でいて…!」と願いながら読んだ。
妙子の舞の発表会やシュトルツ一家との別れなど、ほかにも印象的な場面がところどころにある。
悦子とシュトルツ家の子どもたちの遊ぶ風景は和やかだっただけに、戦争が始まりそうな気配を感じて帰国するというドイツ人一家の選択が世界情勢の不穏さを一層感じさせた。
本家と妙子の板挟みに合う幸子が少し気の毒にも思うけれど、妙子の自立を応援したい気もするし…と読む側もやきもきさせられる。
とはいえ、物語の流れよりはところどころでキラキラと光る一瞬一瞬の美しさだけでも十分に楽しめる。



