
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年8月25日
戦争みたいな味がする
グレイス・M・チョー,
石山徳子
読み終わった
就寝前読書
@ 自宅
「わかりましたか。食べものとは、ただ食べるだけのものではありません」(126頁)
〈母にとってキムチは生き残ることの象徴だった。〉(159頁)
〈クッキーやパイを焼くこと。母にとってそれは、アメリカ人になるための術を意味していた。それは、忘れるための術だった。〉(304頁)
〈彼女の生涯を通じて、センテチゲはほかのひとが彼女のためにつくってくれたもの、こころ安らぐ料理のなかでも一番ほっとする、そんな料理だった。そのレシピ——母親の記憶——は、何年ものあいだ、彼女の舌の上で眠っていた。〉(404頁)
今日は仕事のあいまにずっとこれを読み進めていた。個人史でもあり家族史でもあり途方もない歴史の話でもあり。ここまで多様なテーマを織り込んで一冊のメモワールにまとめた力量がすごいなあ。良い本だった。









