桃木綿 "月は無慈悲な夜の女王" 2026年8月26日

桃木綿
桃木綿
@momomomen
2026年8月26日
月は無慈悲な夜の女王
月は無慈悲な夜の女王
ロバート・A・ハインライン,
矢野徹
いま読み終わった!読後感すごく良かった! ただ、長かったし読むのちょっとしんどかった、本が古いからか訳が古いからか、「語り手は月世界人なので常識や前提知識が違うから知らないことを普通に話す」みたいなやつ、面白さではあるんだけど、正直何言ってるんだかよくわかんないでとりあえず読み進める部分がけっこうあった。「新地球」が「新月のようにほとんど真っ暗になっている地球」とか、しばらくわかんなかったよ…。結局最後まで婚姻制度はなんかピンとこないまんま雰囲気で流しちゃった。 特に地球訪問交渉パートは、政治家同士の腹芸だったり、社会論政治論とかだったりして、ピンとこないシーンが長くてちょっと辛かった。 要所要所で良いシーンはいくつもあるんだけど、夏への扉よりもだいぶ人には勧めにくいかも。 とはいえ、面白くて読んで良かった。主人公が魅力的、「俺なんかやっちゃいました?」系の優秀な人。マイクとの友情もすごく良い。終盤の電話を繋いで会話をしないシーンとか良かった。 話の筋は、たぶんアメリカ独立が下敷きになってるんだろうけども、「地球の植民地状態であり無政府状態の月が独立戦争をして政府を作っていく」という架空戦記ものというか架空歴史ものみたいな味わいが強い。 そこに「月に長く滞在すると月は地球の1/6しか重力が無いので、地球に耐えられなくなる」とか「地球から攻めてきた兵士は坂道を上手に駆け降りられない」とか、ハードSFなギミックが絡んでいて面白かった。
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