みー "傲慢と善良" 2026年8月26日

みー
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@mi_no_novel
2026年8月26日
傲慢と善良
傲慢と善良
辻村深月
結婚観について考えさせられた。私にとっては最近熟考したばかりの話題だったので、身近で既に考え済のものも多かったけれど、現代の若者は一般的にこんな考え方なんだ、と発見もあった。私が周囲の同級生たちと結婚についての話が合わないことにも頷けた。 第二部前半の真実ちゃんは、ザ・私の嫌いなタイプの女の子でうわあ……と思いながら読み進めた。善良=無知なのか?傲慢なくせに、自分のことを良い子だと思い込む。親の言うことしか聞かず、姉のように自立もせず、言い訳をしてばかりで一人では何もできない。 でも、物語が進み、経験値を積んでいく中で架とともに成長していく描写が良かった。 架も架で……第一部で真実ちゃんの調査をしていく時に架の「結婚観」が明らかになっていく。男として、中身無さすぎ……と思いながら読んでいた。こんな30代男性は嫌だ。ティファニーの婚約指輪というのが嫌にリアル。 架の女友達は意地悪な描写をされていた。彼女たちがいなければ、この二人は成功しなかったと思うが。 二人にとって必要なプロセスだったのかもしれない。大きな壁を乗り越えた夫婦は強い。 ラスト、縁のある神社で挙式をしたのがとても良かったなと思った。二人のしあわせを願っています。
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