
shiori
@shiori_417
2026年8月26日
光雨往来
池澤春菜
読み終わった
池澤春菜さんといえば自分の中ではSFのイメージが強かったのだけど、
今作は少しファンタジー要素のある話も含みつつ、主に台湾の風土、食べ物、歴史にフォーカスした短編集。
「ペトリコール」の内容がタイトルとも響き合っていて印象的だけど、
作品の最初と最後を飾る「光を飲む」「光をほどく」も好きだったなぁ(「光を飲む」の冒頭、どんどん話が思わぬ方へ転がっていく感じに引き込まれてこの本を読むことを決めた)。
文章のトーンが、いかにも池澤さんが話してる感じというか、著者の個性が強く反映された語り口だなと思う。
台湾やそこに暮らす人たち、美味しい食べ物や飲み物への愛情も伝わってきた。
