みかこ
@mkk_713
2026年8月27日
晩年
太宰治
読み終わった
葉
冒頭のヴェルレーヌの詩も良いし、直後の「死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目しまめが織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。」が良すぎるし、「どうにか、なる。」で終わるのも好き。
魚服記
なんともいえない感情になる。切ない、いじらしい、もだもだする、感傷的、どれもちがう。でもかなり好き。なんともいえない美しさがある。こういうの書きたかったんやろなって感じがして、良い。
猿ヶ島
最後が良い。二匹である!
道化の華
「ここを過ぎて悲しみの市。」から始まる。かっこいい。メタフィクションな作られ方も面白い。
「ほっとするよ。いま飛びこめば、もうなにもかも問題でない。借金も、アカデミイも、故郷も、後悔も、傑作も、恥も、マルキシズムも、それから友だちも、森も花も、もうどうだっていいのだ。それに気がついたときは、僕はあの岩のうえで笑ったな。ほっとするよ。」
逆行
文字通り人生を逆行していく。これも面白い。内容は自虐的でつらい。でも、どうしようもない時に読めば良いと思う。