
Luce
@pichi-peach
2026年8月27日

代償 (角川文庫)
伊岡瞬
読み終わった
借りてきた
怖かった。
最後の最後の最後まで、
どうストーリーが帰結するのか?
そこがはっきりするまで
安心なんてできなかったです。
達也が恐ろしすぎて
私は疑心暗鬼状態。
寿人ことも本当に信じていいのか?
最後まで信じられなかったです。
私が唯一ひっかかるのは
沙弓ちゃんはなぜそこまで
圭輔だけを敵視し続けたのか?
圭輔が憎ければ
寿人だって決して
心許せる相手ではないはずで
姉が寿人を好きだったのを知ってるなら
達也の言葉を信じるように
寿人の言葉も入るはずで
そもそもあの親子のそばにして
彼らの話を
そこまで信じられるものなのか?
罪をおかすことになっても
相手を貶めるための偽証をする
それほどに圭輔に恨みをもった
その理由が
達也の話だけとは
少し弱い気がする。
男女の関係になっており
色恋眼鏡がかかってるならまだしも
そこが不思議。
マインドコントロール設定
にしていたけど
彼女の言動に関しては
釈然としないものが残りました。
そして、
綺麗事に聞こえるかもしれないけど
達也があんな達也になってしまった
その責任の所在に作者が
さいごまで触れなかったこと。
それが、あえてなのか?
私としては、
小学生5年生、6年生の男の子が
受けるなかで
かなり最悪の部類にはいる
さまざまな虐待があったことが
達也の人格形成の根っこ
にあったはずなので、
それも触れてくれたら
救いがあったと思うし
これだけのスケールの大作にも関わらず
いまいち晴れやかな気持ちで
本を閉じられなかったのは
その二点が私には残念だったから
なのかなと感じました。
