
ちゃせん
@arbata_caj
2026年8月27日
ユーモアの鎖国 新版
石垣りん
読み終わった
詩人である石垣りんのエッセイ。といっても、その中に詩もたくさん紹介されていて、本人がその背景を語っていたりする。大正に生まれ、働きながら家族を養い、戦前戦中戦後を生きた石垣りん。ユーモアを持ちながらも、人生の苦しみや戦争への怒りを抱き、現実的な目線で世界を見つめるそのまなざし。なんだか今の時代に不思議とマッチするものが多く、時にゾクっと背筋に寒気が走るような感覚を覚えた。表題作であるエッセイに、国だとか正義だとかいうものってなんだろう、と改めて考える。これもまた、今の時代だからこそ響くものがある。