ユーモアの鎖国 新版
144件の記録
そうるぱん@asa_3332026年10月4日読み終わった下田あたりが出てきて、そうか昔は船で行くような場所だったんだと思った 労働、学歴、詩 難しくて全然わかってないなというのが正直なところだけど、面白かった もっとこの人が見たことや生活を教えて欲しいと思った
阿部義彦@xtc1961ymo2026年9月29日読み終わった1920年生まれで、4歳で母を亡くし、高等小学校のみで上級学校には行かず14歳ですぐに銀行員として働き定年まで勤めあげ、その間詩作に励み、一生を独身で通した生活詩人。そんな、石垣りんさんのエッセイです。先に後から出たエッセイ「焔に手をかざして」を読んでしまいましたが、こちらが本来は先に出たもので、こちらにはご本人作の、詩やその抄訳も活字になってます。自分は詩はあまり得意では無いのですが、今の詩と違って平易な言葉で綴られていて、安心しました、最近の詩に関しては自分はついていけなくて、若者に人気のタヒさんでさえ、私の理解には余るくらいの詩音痴なもので。戦争の傷跡、公害、労働組合、男女差別、石垣りんさんの家系が不幸が多すぎて、その逃げ場として、一刻も早く、独立して自分で稼いで、好きな事ができるように、とにかく家を出たかったのが全ての原動力になってたのでしょう。妹二人も亡くし、戦争で弟も戦死、父の再婚相手の義母まで相次いで亡くして、その悲しみはいかばかりだったでしょう。その事があったので生涯独身を貫いたのではないでしょうか。唯一、詩作に関しては、良い先生に恵まれ、その才能を思う存分のばせて、職場でも今度回覧紙を発行するので、詩をお願いします、などと気軽にお願いされて、大切にされていたのが垣間見えました。









ちゃせん@arbata_caj2026年8月27日読み終わった詩人である石垣りんのエッセイ。といっても、その中に詩もたくさん紹介されていて、本人がその背景を語っていたりする。大正に生まれ、働きながら家族を養い、戦前戦中戦後を生きた石垣りん。ユーモアを持ちながらも、人生の苦しみや戦争への怒りを抱き、現実的な目線で世界を見つめるそのまなざし。なんだか今の時代に不思議とマッチするものが多く、時にゾクっと背筋に寒気が走るような感覚を覚えた。表題作であるエッセイに、国だとか正義だとかいうものってなんだろう、と改めて考える。これもまた、今の時代だからこそ響くものがある。
頑な鰯@katakuna_iwashi2026年6月18日気になる読みたい三宅香帆さんYouTubeで紹介されていて興味を持った本。石垣りんさんは定年まで銀行勤めをされていて兼業として詩を書いていた方。会社勤めをしながら読書、物書きをしたい私としては作者にも興味が湧いた。
うっちー@orange_u2026年3月21日読み終わった書かれているテーマは戦時のことや仕事のことが多いが、文体に自由がみなぎっているし、なんだか可愛い文章だと思った。エッセイとして楽しく読めた。 エッセイの合間に詩がよく入っていて、歌物語みたいだと思った。

noko@nokonoko2026年2月21日読み終わった借りてきた心に残る一節私たちの前にあるものは 鍋とお釜と、燃える火と それらなつかしい器物の前で お芋や、肉を料理するように 深い思いをこめて 政治や経済や文学も勉強しよう、 それはおごりや栄達のためでなく 全部が 人間のために供せられるように 全部が愛情ほ対象あって励むように。 (「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」より) キイテオクレ五円ノカナシミ ワタシハ五円、イツモ五円 あれはひとりの少女が自分の労働をお金にかえてお国に預けておいたものだったのに。お国は年々その価値を減らして行った。そうしてへらし取った価値の分量を、誰が、何へ投機し、何をショウバイしたのか。私が問い直したいのはそのところなのです。 (「五円が鳴いた」より)
米谷隆佑@yoneryu_2025年12月24日読み終わったつつましく生き、書いたものが載って、本になって金になり、金が本を買わせて生活をちょっと豊かにする。豊かになったら今度は日々のことに目が向いて、詩を書いて、先生に見てもらって、ユーモアがありますね、だなんて言われる石垣りんが楽しそうだ。戦争に苦しめられ形成されたライフスタイルには、現代でも参考になる心の向きがある。苦しい時代を踏み抜く精神の豊かさを、散文的に書かれたエッセイ。詩を書き、言葉で営むからこそ深く考えられた、言葉の力や澱んだ思想の前の無力さが語られていて、読者側を同時に深く悩ませることだろう。戦時中の政治が生活に与えた影響、どう扱われ、どう変わっていったのか——。 他人にどう思われるか、あぁも隠さず書き綴り、あげく、仕方がないネ、といった具合に折れて、こてん、と笑っている。こんな人が、昭和を舞台に東京を歩いていたなんて思えただけで、このエッセイはやさしい気持ちに導いてくれる。 彼女の、卑屈で屈託のない笑顔を写真に見つけては、文の朗らかさに気持ちが前向きになり、ぼくは幸せです。


Rika@ri_books_2025年10月15日読み終わった石垣りんの詩から感じる生活の手触り、戦争が市井の人々に落とした影、そして自由への渇望。 このエッセイを通してその背景を詳しく知れたことで、これからよりいっそう深く彼女の詩を味わえるようになる気がする。 弟の出征時のエピソードに、どうしても「あんぱん」のヒロイン・のぶの姿を重ね合わせてしまう。 国とは、正義とはなんと脆いものだろう。



文箱@hubaco2025年9月7日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台交換読書会で紹介された本。圧倒的に鋭い、強靭な感性。戦中と戦後をこういう言葉で表現し続けた女性がいる、という事実に励まされる。武田百合子さんの文章を読むときの喜びを思い出す。




なかちきか@susie_may41412025年6月25日読み終わった教科書に載っていたエッセイという印象しかなかった石垣りん。結婚しなかった、子どもを産まなかった、ずっと事務員として働いた、と繰り返し書いていたんだなと知る。そしてそれに励まされる。



よしだ@30mm2025年6月25日読んでる“先日取りこわしをはじめた海上ビル旧館が全体白布に覆われているのをみた時はギョッとした。人間を葬送するカタチに似すぎている、と思って。” 全体に死の気配が漂っているのだけど、どこか飄々とした著者の文体が心地よく感じる。 ずっと独身であることを「かわり者」と自分で書きながらもどこか誇らしそうなのも、読んでいて嬉しい。


星の余談@flowerfall1900年1月1日りんさんは私に似てるなと思った。似てる人の文章ばかり引き寄せるのだろうか?それはわからない。私の行く先にあるのはこういうことだろうなと思った。一人で生きてゆくこととその味わい。肌触り。























































































































