
ひなたの本好き
@054-10ps
2026年8月28日
縄文 革命とナショナリズム
中島岳志
読んでる
p.146まで。
吉本隆明は沖縄の中に天皇制国家以前の縄文を見出し、そこに回帰していくことで天皇制国家を超えた共同体のヴィジョンを描こうとした、という理解で良いのだろうか。
なるほどなと思う部分もありつつ、この論に対して沖縄の人たちはどう感じているのだろうと疑問も生じる。自分たちの文化や風習を追求せず本土並みの扱いを求める沖縄の知識人たちを吉本が批判した、という記述があったが、そこで暮らす人たちからしたら本土並みの扱いを受けられるようになることが悲願だったのであろうし、吉本の論は外部にいる人間だから唱えられたものであるように感じる。
ミクロの観点とマクロの観点になっているような。
それにしても、ここまで吉本が現状の天皇制国家を解体?しようとしたのは何故なのだろうか。山積する社会問題から今の国の在り方に行き詰まりを感じていたとかなのかな。本人の書籍を読めば分かるのかもしれないが、そういったところまでこのチャプターで触れてほしかったな、など思いつつ。







