
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2026年8月28日
人にはどれほどの本がいるか
鈴木結生
読み終わった
『誰の心の中にも筆を折った詩人がいる』というのが私たちの座右の銘であった。 p14
このままの調子では結局、題名に「整理整頓」とか「断捨離」とかを含む雑誌や随筆を片っ端から集め、それがまた一山を築くなんてことになってしまいかねんぞ、と思っている側から、もう足は本屋へ向かっているのだった。 p24
根本的に、読書家としての私と蔵書家としての私は違うんだな。そして、私はずっと愛書家になりたかったんだ。 p38
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この本に掲載された3つの短編作品、そのどれもが好きな世界感で、読んでいる時ずっとわくわく、穏やかな気持ちになった。 読書が好き、本という存在そのものが好き、文学の世界が好き、言葉そのものを敬愛している、辞書を読むのが好き、聖書に興味がある、こんな人たちには刺さりまくる一冊。
もうこの作者の文学、言葉、歴史に関する知識量が凄まじいのが読んでいてひしひしと伝わってくるし、提供してくれる知識がどれも興味深いものばかりで、調べながら、それに派生してあれもこれもと気になってくることも調べながら読むのがまた楽しい読書体験だった。
世の中、面白いことばかりだ。




