
おかりな
@maron_mi_ran
2026年7月1日
悲しみよ こんにちは
フランソワーズ・サガン,
Francoise Sagan,
河野万里子
題名がかなり有名なサガンのデビュー作。新潮文庫のプレミアムカバーが可愛くて購入。奔放な父と娘セシルのところに美しく理知的なアンヌが父の再婚相手として現れる。彼女に息苦しさを感じたセシルはとある計画を実行し…という内容。
父とセシルにどれだけ共感出来る人が潔癖化社会の現代日本にどれだけいるかは分からないけれど、私はやったことの罪深さを置いておいて気持ちはわかるなと。束縛、それも自分より遥かに優位に立てる人間からの冷静に諭されたものからの目線はなんでこんなこちらを悪者にし息苦しさを感じさせるのか。どれだけ恵まれていようと自由のない環境、それだけで人はほんの出来心とはいえ心を病ませる原因になる得るんだと私にとって少し救いにもなる内容だった