くる見 "プールサイド小景・静物" 2026年8月27日

くる見
くる見
@walnut966
2026年8月27日
プールサイド小景・静物
日常という言葉が一番に思い浮かぶ。 現実世界を参考にすると、日常に劇的なオチがつくことってあまりない。 それと同じで、この小説もするんと終わる。家族の日常をここからここまで切り取ってそれを覗いている感じ。 子どもたちの描写は微笑ましい一方で、両親の間には溝がある。破滅の可能性を両手いっぱい抱えながら家族の日常は進んでいく。時間の流れがなめらかに感じる。 装丁の印象もあるかもしれないけど、お話が水みたいにするすると入ってくる。わりかし読みやすい。
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