
おいしい読書
@j90_u
2026年8月28日
黒猫を飼い始めた
講談社
読み終わった
タイトル、表紙の黒猫ちゃんに惹かれて手に取った1冊。
黒猫が主題ということもあり、ホラーやミステリが多かったかなという印象です。そして猫ちゃんへの愛が深い人には少しすすめ難い作品だな~という感想を持ちました。
26通りのおもしろさをこの1冊で味わえるのはとても贅沢です。
以下、好きな作品
小野寺史宜 猫飼人
黒猫、西洋では不吉を意味するということは有名であるので存じあげておりましたが 日本では福猫のような扱いをされていた、という説を知れたのはなんだか嬉しかったです。
斜線堂有紀 Buried with my CAAAAAT.
こちらの作品にとても惹かれたのですが、作者の著作を知って納得しました。そりゃ好きだ。
似鳥鶏 神の両側で猫を飼う
ファンタジー要素をしっかり絡めていたのはたぶんこの作品だけだったと記憶しているのですが、かなり面白かったです。
ラストがあったかくてほろっと来そうになりました。
犬飼ねこそぎ スフィンクスの謎かけ
最後まで読んで、まんまと調べて、ハッとする。
こちらも大変おもしろいです。
猫種のことを知っていたようで知らなかった。
高田崇史 晦日の月猫
こちらは幕末と絡めた作品、それとたぶん微量の転生要素も含まれて?います。刹那的に生きる彼に寄り添う愛はきっと本物なのではないでしょうか。
原田ひ香 ササミ
読了後に他の方の感想をちらほら見ていて、この作品を取り上げているものが結構あったような気がします。
どうしようもない、言い表せない喉の詰まりが残るお話でした。
河村拓哉 冷たい牢獄より
パワーが凄まじい、筋肉!!!!!が忘れられない。
読み進めていく中でみるみるスピードが上がっていく感覚になる、突飛で不思議な作品でした。
方丈貴恵 ゲラが来た
え、え、え?と困惑し、何度か読み直しして背筋が凍るお話でおもしろかったです。
——小説の登場人物である我々が、最も手っ取り早く連続殺人犯を止める方法はなんだと思う?
ここから好きだと思った作品の作者さんの著作も読んでいきたいなと新しい楽しみが生まれたので、こういった企画小説に触れる機会を今後も作れたらいいな。

