
yt
@yt
2026年8月29日
娘が母を殺すには?
三宅香帆
読み終わった
「ここに、萩尾望都と山岸涼子の決定的な差異ーー母の代替を同性のパートナーに見出し、永遠のユートピアを描いた萩尾と、母の代替をパートナーに求めることは、ナルシスティックな暴力であることを示した山岸の差異がある」(p72)
母を代替しても、自らが母になったとしても、規範を再生産するだけだ。
母殺しの必要がない理想の母も、母性信仰という幻想が強化されるという問題がある。
こうなってくるともう、よしながふみしかいない。
「いま私たちが求めているのは、対等な夫婦のコミュニケーションが成立している家族の物語であるはずなのに」(p170)
夫婦や推し批評への伏線が張られていて、著者の問題意識が明らかに。
にしても単に夫に責任があるように読みましたわ。
甘いケーキだけが幸福ではない。









