おかりな "時が滲む朝 (文春文庫)" 2026年4月26日

時が滲む朝 (文春文庫)
母語が非日本語の方が書いた小説による初の芥川賞作品。優秀な大学へ進んだ2人がその後学生運動に参加し、天安門事件を経て互いにそれぞれの人生を歩んでいくという内容。現代版魯迅のような革命に燃える若き魂と現実の庶民の厳しい暮らしが垣間見える描写が素晴らしかった 頭脳明晰なこともあり若くて全能感に溢れ愛する母国のために思想強く動いていく人々が天安門事件で大きく失望した後やがて各々の人生を歩むにつれて自分の幸せとはと身近なところへ視点がミクロになっていく様がなんともリアルで面白い。 プリキュアの主題歌にもあるけれど、結局周りの幸せを願うだけなのよ本当の願いは。地球のためみんなのためそれもいいけど忘れちゃいけないことあるんじゃないの。
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